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【キャリコン試験対策】「面談の展開力を高めたい!」と思ったら、まず振り返ってほしいこと
国家資格キャリアコンサルタント試験、国家検定キャリアコンサルティング技能検定2級の実技(面接)試験で合格に届かないケースの多くに、展開力不足があります。
この展開力を高めるために、ロールプレイそのものの進行速度を上げようとされる方がいらっしゃいますが、これでは残念ながら展開力は高まりませんし、他の項目についても未達になる危険性すら高まります😱
では、どうしたら肝心の展開力を高かめられるのか?ですが、ベースになるのは、相談者の方に
「この方になら、安心して何でも話せる」
と心から思っていただき、
信頼していただくことです☺️
評価項目では、
【2級】基本的態度・関係構築力
【国家】態度
に当たるところを磨いていく必要があります。
このためには、キャリアコンサルタントとしてのあるべき姿をしっかり認識、実践した上で、共感的に傾聴する姿勢が必要です。
この機会に、過去の面談について、どの程度相談者の方と信頼関係が構築できていたと思うか?根拠も含めて振り返ってみていただくことを、オススメします!
もし、「質問に応答してくれたから、ある程度できていると思った」と判断された方は、要注意です!!!
質問への応答は、信頼関係が構築できていなくてもしてくださるからです。
個人的には、次のような変化が感じられた面談ができていたのであれば、ある程度の信頼関係構築はできていた、と言えると思います。(当然、1つだけではなく、複数あれば、その信頼度合いが高いと思って良いでしょう。)
✅面談開始時点では仏頂面だったけど、
笑顔が見られるようになった。
✅声色が明るくなった。
✅方言がでてきた。
✅堰を切ったかのように、
たくさん話して下さるようになった。
✅「実は」で始まる話をして下さった。
「できていた気もするけど、そうでもない気が」・・・という方は、できていなかったのかもしれませんし、できていたけど、変化への意識は、できていなかったのかもしれませんので、今後は意識していくといいですね。
信頼関係が構築され、深まるにつれ、相談者の方がたくさん話してくださいます。
すると、おのずと問題把握ができるようになり、それが展開にもつながってきますよ!
(この時に、面談を適切に進行していくためにも、システマティック・アプローチの流れはしっかりおさえておきましょう!)
下の記事もあわせてお読みいただき、ぜひご自身の中に取り込めるよう意識してみてくださいね!確実に上達しますよ!