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リーダーやってよかった~✨

どうも吉野です。
先日、約2年間続けてきたチャレンジプロジェクトが終了しました( ;∀;)
この経験のおかげで、SESでは得難い多くの経験をすることができました。
そこで私がリーダーを担当して感じたことをここに残したいと思います。

ただ今回は「リーダーに必要な能力」や「苦労話」みたいな話は書きません。
そういった記事は他にたくさんあるので、
「リーダーになるとこんな良いことがあるよ!!!」
という観点で、私の実体験をベースにお伝えします。

「リーダーやってみようかな!」
って一人でも思ってくれる人がいれば良いなと思い、
この記事を書いています。

お伝えしたことは大きく二つ
「広く浅く知識・経験を得られる」「”話す”スキルが磨かれる」です。

今回は気合を入れすぎてボリュームが大きくなってしまいましたが、
みなさんに何か残るように考えたので、ぜひ最後まで読んでみてください!

私に関しては過去にも社内報を執筆しているのでぜひ見てね。




そもそもチャレンジプロジェクトって?

私が所属する(株)Careconでは、Careconチャレンジプロジェクトというものがあります。
これは、エンジニアとして成長・挑戦したい!を後押ししてくれる社内のプロジェクトです。

そのチャレンジプロジェクトで私は、モバイルアプリ開発をしたい!!と立候補。
約2年間、企画~実装フェーズまで関わってきました。

始めは実装も行っていましたが、
メンバーが増えてきたタイミングでチームマネジメントに専念しました。

最終的なチーム規模としては
「プロダクトマネージャー」「プロジェクトマネージャー(私)」
「アプリエンジニア(2人)」「サーバーサイドエンジニア」
「アプリ・LPサイトデザイナー」「LPサイトエンジニア」
計7人です。

全員平日はそれぞれの本業がある中、
仕事終わりと土日に時間を割いて取り組んでくれて、
とても感謝しています。。

前置きが長くなりました。
ではでは「リーダーをやって良かったこと」をお伝えしていきます!


その1:広く浅く知識・経験を得られる

リーダーをすると、チームあるいはプロジェクト全体を
上から俯瞰して見るような感覚を味わえます。

ここでは下記4つに関して得られた経験をお伝えしていきます。

  • プログラミング言語やツール

  • インフラ

  • チームマネジメント

  • メンバーの人柄や現場での経験


プログラミング言語やツール

リーダー自身は実装をしないにしろ、進捗確認をするにあたり、
各メンバーが何をしているのかを把握する必要があります。

ただ把握するだけでは勿体ないので、
せっかくなら各メンバーが培った経験を、
あなたの経験にしてしまいましょう。

今後別の現場で似たようなタスクが出現した時、
「それ経験あるので私できますよ」と言って、
しれっと信頼と実務経験を獲得しちゃいましょう。

また実装をしない時は、プログラミング外のツールに触れる機会もあります。
ちなみに私が今回初めて触れたものを列挙すると、
「Flutter」「Firebase」「Swagger」「Figma」「Mermaid」
より深く知ることができたもので言うと「Docker」もありますね。


インフラ

インフラ関係の権限は最小限のメンバーに絞ることが望ましいので、
リーダーも把握・触れる必要があります。

それは言い換えると、インフラという少ない枠を
無条件でゲットできるということです!
(お得)

AWSを始めとするクラウドサービスが一般化してきている昨今、
インフラエンジニアとプログラマーの境界線はグラデーションになってきているので、
早いうちに触れられるのはチャンスですね。

今回で言うとFirebaseですね。
Authenticationという認証のサービスに触れたのと、
環境変数等を駆使して、開発環境と本番環境の切り分け作業を行いました。


チームマネジメント

リーダーなので当然マネジメントは行うことになります。

メンバーのタスクの進捗は順調か?
どうすれば改善されるか?
モチベーションを維持できているか?
などなど、、

マネジメントができると他人に気を配れるようになります。
すると周りの知り合いや大切な人に対しても、
良い接し方ができるのではないでしょうか。
(完全なる持論)

今回印象に残った出来事は、
ペアプログラミングの導入です。

アプリエンジニア2人にそれぞれタスクを割り振っていたのですが、
進捗が悪くモチベーションも下がってしまい兼ねない状況でした。
そこでペアプロを導入してタスク消化のペースが一定になり、
何より楽しい!の一言が嬉しかったです👏


メンバーの人柄や現場での経験

チームマネジメントをしていくなかで、
必然とメンバーとの交流が生まれます。
定例にアイスブレイク等を活用して、
メンバーとの交流の時間を意図的に図ることも良いでしょう。

そうすると各メンバーの現場に関しての情報交換になったりします。
エンジニア歴が比較的短い我々Careconエンジニアですから、
こういった時間はなおさら貴重ですね。

またメンバーの人柄を知ると、
「こういう人もいるんだー」「何それ面白そう!自分もやってみたい!」
みたいな瞬間が生まれたりして、自分の人生が豊かになります。

冒頭に載せた記事に、似たような話を書いているのでよかったら見てね。


その2:「話す」スキルが磨かれる

「話す」という、あえて広くて曖昧な言葉を選びました。
情報を伝えたり、感情を伝えたり、指示を与えたり。
それには色々な思いを込めました。

ここでは3つお伝えしていきます。

  • ファシリテーション力

  • 誤解を与えずに、意図を正確に伝える

  • 感謝を伝える


ファシリテーション力

定例やその他MTGを行う機会があるわけですが、
もちろん時間は有限ではありません。

そこでファシリテーターの力が必要になってきます。

時間内に結論へ導く。
話が盛り上がってしまって脱線しかけた時に本筋へ戻す。
各メンバーになるべく均等に発言させて帰属意識を高める。

それらを満たすために日々気を使うことになるので、
良い訓練になります。
ファシリテーション力があると、
「なんかこの人すごい!」「頼りになる!」と思ってくれます。
(たぶん)

私が好きなファシリテーターが執筆したお勧めの本があるので載せておきますね。


誤解を与えずに、意図を正確に伝える

タスクやMTGをスムーズに進行するためには齟齬があってはなりませんので、
「正確に情報・自分の意図は伝わっているか??」を常に考え、良い訓練ができます。
これは仕事をする上での必須スキルと言っても過言では無いでしょう。

特にこれまでとやり方を変えるときは注意ですね。
「私のせいで変えさせちゃったのかなぁ、、」
みたいなネガティブな感情を生まないように最新の注意を払いました。
メンバーのモチベーションに悪影響を及ぼしかねません。

またリーダーとして何か軸を持っておくと言葉に重みがでます。
私の軸は、
「成長・チャレンジしたい!」というメンバーの自発的な思いを尊重することでした。

本プロジェクトで、進捗の遅延に関して話し合う機会がありました。
そこでメンバーから「今までより稼働増やすのでこのままやらせて下さい!」
と申し出がありました。

私はその申し出を断りました。
そこで更に稼働を増やし生活に負担をかけて、
「やりたいこと」から「やらなければならいこと」に変わるのを恐れたからです。
「やらなければならないこと」は、本業が既にあります。
それを更に増やすのはモチベーション低下に起因しかねません。

結果メンバーは私の意見を受け入れてくれて、
プロジェクトを最後までやり抜いてくれました。


感謝を伝える

モチベーションという言葉を何度か使いましたが、
「ありがとう!」「助かりました!」と言われると、
「もうちょっと、、がんばっちゃおうかな!?(〃▽〃)ポッ」
ってなりませんか?

どうやったら良い雰囲気を作れるかを考えた時に、
ポジティブな言葉を使い続けることは大切です。
これは仕事だけではなくて、人と接する時間全てに通じます。

メンバーがタスク一つ終わらせてくれただけで
「ありがとう」と自然に言う機会が生まれます。

みなさんは誰かに感謝の言葉、伝えられてますか?
リーダーを機に慣らしてみてはいかが?


おまけ:楽しい!!!

おまけの3つ目ですが、
リーダーならではの楽しみも味わえます!

私が感じた楽しみは大きく2つでした。

  • 街づくりゲームをしているような感覚

  • チームがモチベ高く、楽しく仕事をしている様子が見えた時に嬉しくなる

どうせやるなら楽しくやりたいですよね?


街づくりゲームをしているような感覚

「上から俯瞰して見るような感覚」と最初の方に書きましたが、
さながら自分の街のマップを上から俯瞰するプレイヤーの気分です。

ケガ人が出た時の為に病院を作らせておこう。
まだリソースが余っているからショッピングモールも並行して作らせておこう。
みたいな?(実は街づくりゲーム経験なし、、)

ピクミンの感覚にも近いかもしれません。
赤ピクミンに荷物を運ばせている間に、
青ピクミンに川の向こうの調査をさせる。

リーダーはメンバーが働きやすいような環境を作ります。
ピクミンが働いてくれている間に、
オリマー(リーダー)はもくもくと地面からピクミンを引っこ抜く。


チームがモチベ高く、楽しく仕事をしている様子が見えた時に嬉しくなる

ピクミンがせかせか一生懸命に働いている姿、かわいくないですか??

チームメンバーが生き生きと作業している姿を見ていると
不思議と自分も生き生きと楽しさを感じるんです。

ペアプロ導入して明確に楽しさが見えた時は
本当に嬉しかったですねえ。

そんな姿を見続けることができるなら、
私はいくらでもピクミンを引っこ抜きます。


まとめ

最後まで読んで頂き本当にありがとうございます!

リーダーをやると広く浅く知識・経験を得ることができます

  • プログラミング言語やツール

  • インフラ

  • チームマネジメント

  • メンバーの人柄や現場での経験

また「話す」スキルが磨かれ信頼度が爆上がりします

  • ファシリテーション力

  • 誤解を与えずに、意図を正確に伝える

  • 感謝を伝える

この記事を読んで、リーダーに興味を持った方がいたら嬉しいです。

今回は、プロダクトの納品責任が無いプロジェクトの経験をベースに書きました。
Careconにおけるエンジニアリーダーも同じく納品責任が無く、
似たような経験を積めると思います。
リーダー自身がやりたいことを、チームとともに実践していくことができます。

Careconはエンジニアの「やりたい!」を応援してくれる会社です。
何か挑戦したいことがある人はぜひ手を挙げてみてください!

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