そっちとこっちの世界

今日、バンドメンバー応募者と面会して来た。

楽器暦、バンド暦が長いらしく、ちょいちょい『凄いでしょ〜』感がダダ漏れして、バンド演奏の練習曲選びの時、私の好きなので良いと言ったり、ステージに立つならメジャー曲が良いと言ったり、エレキの人が初心者なので、簡単な曲が良いと言ったり。

私が、『じゃこうなんですね?こうすれば良いんですね?』と言うと、『いやいやいや、だからぁ〜』と言う繰り返しがなん度もあり、『どうしたいんだ?この人は。何が言いたいんだ⁈このひとは』と、かなりイライラしてしまい、言葉を発するのが嫌になってしまった。

そのあとは、もう言葉を発したくなかったので、私はダンマリだったが、向こうが察して少し柔軟に対応して来た。悪いひとでは無いのだろうが…どうしてもマウントを取りたいらしく、俺ってスゲーでしょ?って思って欲しいらしくて、そう言う言葉がほとばしって、私にはかなり面倒臭い人だなぁと言う印象が強くなってしまった。

バンド活動やって来た経験もあるでしょう。楽器暦も長いでしょう。だから、セオリーもあるんでしょう。

でも、それとは関係ない、世界の仕組みと言うのもあって。私はそっちを大切にしている側の人間なので、通常は…とか、この界隈の普通はとか、そう言うの、要らんのです。

顔を見なくても、大丈夫と思った人は、きっとちゃんと誠実にバンド加入してくれると思うし、大丈夫かな?来てくれるかな?と心配してしまったら、その方は別のバンドに加入したり、気が変わったりするだろうと思う。

そっちの世界と、こっちの世界の混じり合った世界の歯痒さみたいなものを、今日は味わった。でも、この混じり合った世界が自分のいる世界なのだから、そっちとこっちの調和を取れるように、私は精進して行こうと決めた。

取り敢えず、マウント取りたがり屋さん、褒めて欲しがり屋さんには、無になって見ようと思う。別にマウント取られても何とも思わないし、褒めて欲しいなら褒めるけど、話進まないのは時間の無駄だと思うし、そっちの意見尊重したら、『いやいや違う』って言われるのは、意味が分からないので、そんな展開になったら無に徹しようと思う。

こんな人いるんだねぇ。今まで会った事無かったタイプだわ。多いのに、私がたまたま会わなかっただけなのかな?

良い勉強になりました。


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