介護職をやっていてよかったこと
介護職に興味があるけど大変そう
介護職は過酷だって聞くけど本当なのか知りたい
介護職をやっててよかったことはどんなことがあるのかな
介護職というのは人の生活、場合によっては命を左右することにもなる重要な仕事です。
介護職に関する仕事に就きたい、もしくは介護業界に携わろうと思っている人にとって、介護職をやっていてよかったことはどんなことがあるのかというのはとても気になるポイントなのではないでしょうか。
実際に「仕事をしててよかった」と思えることを具体的にイメージすることができれば、安心して介護の仕事に携わることができると思います。
そこで今回の記事では、介護職に関する仕事に就きたいもしくは介護業界に携わろうと考えている人に向けて、実際に介護職をやっていてよかったということを紹介していくので、是非今後の参考にして下さいね!
介護職をやっていてよかったこと
最近では人と接することなく終えることのできる「リモートワーク」も増えてきましたが、介護は常に人と接すことになる仕事です。
そのため他の仕事とは違った人間味溢れる「介護職をやっていてよかった」ということが数多く存在します。
そこで以下では、実際に介護職として働いている人が経験した「介護職をやっていてよかった」ことについて詳しく紹介していきます。
①直接お礼の言葉が聞ける
介護の仕事のほとんどは、利用者の方が今まで当たり前のようにできていた日常生活に関する些細な行動から必須なものまでを補助もしくは代わりにやることになります。
掃除や洗濯のような日常的な家事から、排泄や入浴まで人として生きていくうえでは必要不可欠な行動も、利用者の方はなかなか1人でこなすことはできません。
こういったことを1人でできなくなってしまうと、往々にして誰でも不安や寂しさを感じるものです。
そういった利用者の人達が不安や寂しさを感じることなく、介護職の仕事であり、利用者の人も生活するうえで必要不可欠なことをしてくれる介護職員に対しては心からお礼の「ありがとう」という言葉をかけてくれます。
インターネットが発達したことにより、直接お礼の言葉を聞く機会もなかなか無いですが、介護職は毎日のように心からのお礼を聞く事のできるやりがいのある仕事といえるのではないでしょうか。
②人生の勉強ができる
介護職員がサービスを提供する利用者の方は、ほとんどが私たちより年齢を重ねた人生の先輩です。
まだ私たちが経験したことのないような出来事を、これまで重ねてきた先達の人々であり、そんな人達からは様々なことを学ぶことができます。
職場、子育て、夫婦間の悩みまで、既に経験してきた人生の先輩たちに解決方法を、日々の雑談から聞く事ができるというのも介護職をやっていてよかったことであり魅力的なポイントです。
何か悩んでいることがあったら、利用者の方に雑談を通して相談し解決に繋がったという介護職の人も多く存在します。
③介護によって利用者の方の体調が回復したこと
利用者の人によっては、介護を担当した時に歩くことも困難であったり、日常生活における家事や雑務を行なうのも難しかったりする人というのも少なくはありません。
介護職に携わる人間として、こういった利用者の人を車椅子に乗せてあげたり、家事や雑務を行なったりすることも業務のうちですが、それだけでは介護の仕事は勤まらないのです。
心を鬼にして自立ができるよう歩行の補助だけに留めたり、できる範囲の家事は利用者の方にやらせたりするのも介護職に携わる人の指名になります。
身体というのは動かさなければどんどん動かなくなってしまい、介護を利用する利用者の方もすぐに寝たきりになりかねません。
そのため利用者の人ができるギリギリの範囲で、歩行や家事をさせて、限界を見極めサポートをすることも重要になってきます。
実際に身体を積極的に動かすことによって、調子が回復し自分で歩けるようになったり、日常生活を送れるようになったりした利用者の方も多いです。
利用者の方の回復に繋がり、明るい人生を送ることができるようにサポートができるというのも介護職をやっていてよかった瞬間になります。
④自分の身内で介護が必要な人が出た時
介護というのは何も他人事ではありません。
少子高齢化が進んでいる社会で、日本の人口のおよそ3分の1は高齢者に当たるといわれています。
そのためいつどんな時に自分の身内に介護が必要な人が出てもおかしくはないのです。
実際に介護職に携わっている人の中で、家族の中に介護が必要になったという人が出てきたというケースも珍しくはありません。
そういった場合、自分が介護職で得た経験を活かして大切な家族を介護することができます。
素人による介護ではなく、日常の介護職で身に付けたスキルを活かしながら大切な家族を介護することができるので、自分も家族も安心して過ごすことができるでしょう。
このように介護職というのは、日々で行なっている業務が直接役に立つ数少ない仕事でもあり、魅力的なポイントでもあります。
⑤常に人とのつながりを感じることができる
介護の仕事というのは、利用者の人が安心して生活ができるように毎日接しながら仕事をするのはもちろんのこと、同じ介護職に携わっている人と協力しながら業務を行う必要があります。
介護職というのは1人では到底カバーすることができないので、多人数で協力しながら毎日仕事をしなければいけません。
他の仕事だと1人でも完結してしまうものや、特にコミュニケーションなども無く淡々と仕事をこなして帰るといったことも少なくありません。
その点介護職では担当の利用者の人の介護に関して共有したり、回復・自律の為に様々なプログラムを組んだりなど、一つの目標に対して複数人の人が協力しながら業務を行なっていくことになります。
そのため他の仕事では感じることのできない一体感、そして利用者の人の体調が良くなったり自立できるようになったりした場合、大きな達成感を感じることができるのも介護職の魅力です。
介護職の待遇は改善されつつあり将来性も抜群
やってよかったことをそれぞれみると、やはり介護職というのはやりがいのある素晴らしい仕事であることが分かると思います。
もっとも介護職の待遇が心配だったり、将来性があるのか心配の方も多いのではないでしょうか。
しかし最近では、今後高齢化社会が加速していくことを見越した日本政府が、介護業界全体に様々な援助や法律の改正を行なっているため、働きやすい環境が急速的に整えられています。
また将来性に関しても、今後より一層介護が必要な要介護者が増えていくことによって、需要が無くなるどころか増していくことが予想されているのも忘れてはいけません。
そのためより需要が高まる介護に関する仕事は、政府によって様々な改善が行なわれるなど、日本の産業の中でも数少ない成長業界だといえます。
将来性があり待遇もしっかりしているところで働きたいという人にとっては、介護職というのはぴったりなのです。
まとめ 介護職はやっていてよかったと感じるやりがいのある仕事
今回紹介してきたように、介護職というのはやりがいがありやっていてよかったと実感できる素晴らしい仕事のうちの1つです。
また今後より需要が増すことが確実視されており、成長業界でもあります。
そんな介護職に興味がある人もしくは介護業界で働こうと考えている人は、ぜひ1度挑戦してみてはいかがでしょうか。
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