【POMR】リハビリ医学上の問題点を中心としたカルテ記載法
多くの問題点を見落とすことなく治療を行っていくためのカルテでは、
「POMR」
問題志向型診療録
が利用されます!
・POMRの4つのステップ
1、情報の収集
リハビリテーション医療では、現病歴/身体的所見/神経学的所見/臨床検査/画像診断はもとより、ADL/家族関係/社会的背景などの情報が含まれる。
2、問題点の列挙
ICIDHもしくはICFに基づいて、問題点リストにより、患者のリハビリテーション上の主な問題点を整理する。
3、治療方針
列挙した個々の問題点を解決するために最初に立てる治療方針である。これには、医学的な検査、疾病に対する薬物療法、リハビリテーション・プログラムや個々の問題点に対する治療目標などが含まれる。
4、経過記録
①主観的 ②客観的 ③評価 ④方針
原則として問題点の番号順に記載し、ここの問題点に対してSOAP法(subjective,objective,assessment,plan)を用いて記録する。
常にこれらを評価しながら、リハビリテーション処方や訓練の修正を行なっていきます!
【まとめ】
今回はリハビリテーション医学を行うために必要なカルテ記載法であるPOMRを解説しました!
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