響凱って…
こんにちは。
「社会現象」といわれるほどの熱狂を巻き起こしている「鬼滅の刃」。
本当に面白いですよね。
何度も何度も読んでしまいます。「がんばれがんばれ」と応援したくなる。ストーリーも気になるけど、キャラクターの生き方に興味を持てる稀有な作品だと思います。
「鬼滅の刃」は鬼にもさまざまな過去があり、敵でありながら共感してしまいますよね。
中でも今回は「響凱」について書きたいと思います。
今回は考察というより、想像と妄想で書かせていただきます。どうぞお付き合いください。
(表紙画像はこちらからお借り致しました↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001725.000016356.html)
今回の疑問はこちら。
「響凱ってもしかして吾峠先生なのでは?」です。
ぼくがそう思ったきっかけは、「鬼滅ラジヲ」でした。このあいだYouTubeで「鬼滅ラジヲ」を聴いていたときに花江夏樹さんが炭治郎と響凱の戦いについて改めて台詞を振り返っていて、おや?と思ったんです。炭治郎のこの言葉です。
「紙を踏まないように避けたおかげで
怪我が痛まない身体の動かし方 呼吸の仕方がわかった」
「紙を踏まないように避けた」→「誰も踏みつけにしない優しい炭治郎」というキャラクターが生まれたおかげで
「身体の動かし方」→「キャラクターの動かし方」や、
「呼吸の仕方」→「戦い方のアイデア」を思い付いた、とも読めるな、と思ったんです。
吾峠先生は「鬼滅の刃」が生まれたきっかけを響凱との戦いに織り混ぜているのかも?と思いました。
響凱→過去の吾峠先生???
炭治郎→現在???
「鬼滅の刃」の初代担当編集さんのインタビューの記事がネットにあがっています。繋がりのありそうな部分がちらほら。
「鬼滅の刃」大ブレイクの陰にあった、絶え間ない努力
初代担当編集が明かす誕生秘話 URLはこちら↓
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17760339/
以下引用させていただきます。
連載会議に落ちたとき、先生はどんな反応を?
最初に落ちたときは、大変ショックを受けていたかもしれませんが、それ以降は一切弱いところは見せませんでした。「次また頑張ります」と、鋼の精神で黙々と新しいネームを送ってくれましたね。
(略)
じつは炭治郎というキャラクター自体は、もともと先生の頭の中にはあったそうなんです。ただ、先生の中でサブキャラだったんですよ。
連載ネームが落ちた後に、主人公を別の人物に変えようという話になり、「この作品の中に、もうちょっと普通の子いないですかね」と聞いてみたんです。
すると、「炭を売っている男の子がいて、その子は家族全員殺されたうえに妹が鬼になっちゃって。男の子は妹を人間に戻すために鬼殺隊に入るんです」と話し始めたんです。それ、めちゃくちゃ主人公じゃないですかと。
吾峠先生は「鬼滅の刃」でデビューするまでとても苦労されていたみたいです。
響凱はもともと文筆家で、誰にも作品を認めてもらえませんでした。吾峠先生は漫画家ですが物語を作るという意味では響凱と同じですし、過去に心が折れてしまったことがあったのかも。
炭治郎が己を鼓舞するとても有名な台詞がありますが、
もしかしたら吾峠先生は認めてもらえなかった頃の自分自身も鼓舞していたのかもしれません。
「まっすぐに前を向け!!己を鼓舞しろ!!」
「頑張れ炭治郎 頑張れ!!俺は今までよくやってきた!!俺は出来る奴だ!!そして今日も!!これからも!!折れていても!!俺が挫けることは絶対に無い!!」
何度読んでもめちゃくちゃ良いシーンです(泣)
炭治郎の表情も良い(泣)
アニメもめちゃくちゃ良かった(泣)
漫画では「まっすぐに前を向け!!己を鼓舞しろ!!」のコマには響凱が描かれています。心が折れてしまっている響凱に「前を向け響凱!!」と言っているみたいじゃないですか…。
折れてるのに挫けることは絶対に無いって…格好良すぎますよね…。
吾峠先生の鬼滅の刃への覚悟がここに現れているのかもしれません。
そして炭治郎は響凱の血鬼術を認めました。
「君の血鬼術は凄かった!!」
炭治郎が敵の血鬼術を誉めたのは後にも先にも響凱だけです。
「小生の……書いたものは…… 塵などではない 少なくともあの小僧にとっては 踏みつけにするような物ではなかったのだ 小生の血鬼術も……鼓も…… ………認められた……」
響凱は炭治郎に心を救われたようです。
きっと吾峠先生も炭治郎というキャラクターが生まれたことによって、過去のつらかったことが報われたと感じたのかもしれませんね。
以上、「響凱ってもしかして吾峠先生なのでは?」の想像妄想でした。
ありがとうございました。
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