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日経新春杯レース結果

着順

勝ち時計:2.09.8(良)

レースラップ
前半:12.2 - 11.0 - 11.3 - 11.8 - 11.4 後半:11.4 - 12.1 - 12.2 - 12.7 - 12.5
1000m通過:57.7 上がり:4F 49.5 - 3F 37.4

レース展開

外枠各場がじっくり進める中、内からケイアイサンデラが出を窺うが
外からメイショウタバルが交わして結局ハナ。その後ろにバトルボーン
それを外からサンライズアースが交わして2番手まで浮上
その一列後ろに内マイネルエンペラー、ヴェルトライゼンデ
外にホールネス、ヴェローチェエラが並走
それらを見る位置にロードデルレイ、タッチウッドが中団
後方グループにサトノグランツ、サリエラ
プラチナトレジャー、ショウナンラプンタ、マイネルメモリーが居て
ポツンと最後方にキングズパレス。目算で7~8馬身は前と離れていた
向こう正面でメイショウタバルのリードはみるみる開いていき
馬群も次第にバラけ気味に。後方内からサトノグランツが位置を上げる
メイショウタバルが後続を10馬身以上離したまま直線に向く
力尽きた2番手グループを交わして浮上してきたロードデルレイ
いっぱいになったメイショウタバルを交わして独走
その後方ではマイネルエンペラー、バトルボーン、ヴェローチェエラ
追い比べに外からショウナンラプンタが加わってくる
バトルボーンが早々に脱落し、2着争いはショウナンラプンタに軍配

寸評

1着 ◎ロードデルレイ

ハイペースでとんでもなくタフな直線をこれほど独走するとは驚いた
さながら金鯱賞でドゥレッツァに完勝した同厩プログノーシスのよう
道中は中団で構え、4角ではスムーズに内を立ち回って2番手まで浮上
直線は独壇場。近2走は勝ち馬の楽逃げに泣いたが、ここは地力が違ったか
春のGI戦線は脚質面も含めて試金石となるが
タフな競馬の2200mを勝てたことは宝塚記念に向けて展望が開けた感

2着 △ショウナンラプンタ

道中はリズム重視で、付近の追い込み馬達が先に進出しても動じず
直線では惜しげもなく大外ぶん回しでグイグイ伸びてきての2着
馬の地力と今の外差し馬場がマッチして勝ち取った2着だった
中距離でもやれなくはないが、距離が長い方がレースはしやすそうな印象

3着 マイネルエンペラー

終始インコースを立ち回って、直線は勝ち馬の通った進路に出して3着確保
前々走ヴェローチェエラに負けてはいたが当時はこちらのが斤量2キロ差
ただ、ヴェローチェエラを評価していなかったのでこちらも印が回らず
これまでの競馬からも決め手のある馬ではないので、今回は展開も向いた

14着 ○ホールネス

今回もスムーズに先行できたが展開が完全に誤算
同じ青帽子のロードデルレイが内を綺麗に立ち回るのに対し
大きく外に振られて4コーナーをカーブし、そのままフェードアウト
ジョッキーの談話で今日は全く進んでいかなかったとのことなので
次走人気落ちしてくれたらまた狙いたいと思う

5着 ▲サトノグランツ

序盤から行き脚今一つに加えハイペースもあって後方からの競馬
鞍上も意識的に早めに内から進出し、4角でインを立ち回って距離を稼ぐが
当然直線で内を捌くのは困難。何とか前を捌きつつ浮上も前ははるか前方
ハイペース向きではないことに加えて、今年は1ハロン短い中京という
レース条件もこの馬には向かなかったか。スローで前目に付けられそうな
2400m以上の舞台で改めて穴狙いしたい。能力的には十分走ったと思う

6着 ×キングズパレス

1コーナーの映像が映った時点で終わったと確信させる今回も最後方ポツン
ジョッキーの談話では、気難しく追い通しでアレだったとのこと
とにかくここ2戦が酷い道中で目も当てられないが、主戦松岡騎手との
コンビが再開したら一度狙ってみたい。この2戦で人気落ち妙味と考える

8着 ×バトルボーン

スローで脚を伸ばす馬だったのでハイペースは完全に裏目
直線も早々に上位争いから脱落したのでこの着順は踏ん張った方
6歳ながらキャリアも浅く重賞挑戦もまだ2回目
スローペースが見込める舞台でまた狙いたい

4着 ヴェローチェエラ(1番人気)

川田騎手は3戦連続1番人気で勝てていないが、3戦全てに言えるのは
ジョッキーの乗り方は完璧ということに尽きる。要するに馬が弱い
今回もロードデルレイにこそ突き抜けられたが、2番手争いとしては
絶好の位置で追い比べに参加していた。それでも外と内に交わされた
ゆきやなぎ賞でショウナンラプンタの2着だった馬という見立ては合ってた

11着 メイショウタバル(2番人気)

調教では折り合いに進展だったようだがレースに出てみたら全くダメだった
今の中京は内が荒れ放題でラチを頼って粘るのも無理だったし
光る逃げ馬が楽をさせてもらえるはずもないので、至極当然の切りだった
展開が嵌ってノーマークの逃げで重賞2勝を飾っている馬なので
今後も過去の実績が霞む惨敗を繰り返して人気落ちしたところを
テイエムプリキュアばりの激走期待で狙いたい

16着 サンライズアース(6番人気)

当日の午前中は4番人気だったはずが最終オッズはここまで落ちていた
その一因が久々な上に馬体重+16の540キロという姿
当初は捲りを視野に中団からの競馬を予想していたが、この馬体もあって
陣営は前受けの競馬を選んだのだろうか?結局メイショウタバルの
暴走逃げペースを前で付き合う羽目になって、潰れるのは致し方なし

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