
共同通信杯レース結果
着順

レースラップ:13.1 - 11.5 - 11.8 - 11.6 - 12.0 - 11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.2
1000m通過:60.0 上がり:4F 46.0 - 3F 34.2
レース展開
レッドキングリーが好スタートを決め、内からマスカレードボールと
サトノカルナバルも行き脚良く前に行くが、レッドキングリーがまた出て
ハナに。ワンモアスマイルが4番手に上がり、その後ろでネブラディスクが
やや掛かり気味。中団にショウナンマクベスとカラマティアノス
6~7馬身差の最後方にリトルジャイアンツとチョングクという隊列
馬群はレッドキングリー、ワンモアスマイル、マスカレードボールの先団と
離れた中団に4頭、さらに4馬身差で後方2頭と3分割に分かれる
3コーナー付近で早くもワンモアスマイルが先頭に並びかける
直線でレッドキングリーの抵抗むなしくインを突いたカラマティアノスと
外からマスカレードボールが一気に突き放す。後方からはサトノカルナバル
ネブラディスク、大外一気でリトルジャイアンツが伸びてくる
残り100mでマスカレードボールがカラマティアノスを交わして勝利
少し離れた3着にリトルジャイアンツが入線
寸評
1着 ○マスカレードボール
スタートから早々にポジションを確保し、丁寧に外差しの競馬で最後は
内のカラマティアノスを競り落とす完勝。驚くことのない実力通りの競馬
前走はやはり大外不利だったか。それもあって陣営も次走(皐月賞)には
慎重な姿勢を示したが、内枠が取れれば今日のようなレースは出来そう
2着 カラマティアノス
3コーナーでサトノカルナバル、ネブラディスクが外に振っているのに対し
こちらはインベタ。これが完璧な判断で、直線は一騎打ちまで持ち込んだ
陣営はダービーが目標のようだが、前走マイル戦を使っていたりと
クラシックディスタンス目指すんだ…と不思議な感想を抱いた
3着 △リトルジャイアンツ
いつも通りの後方待機策で、上がりは最速の33.3。前が楽する分届かずは
必然だったが、驚いたのは直線のヨコテンの追う姿。鞭2回は見せ鞭で
馬を叩いていない。モタれる癖を考慮してなのだが、これでこの末脚は
ポテンシャルの塊。気性が改善したら大化けするだろう
8着 ◎レッドキングリー
好スタートを決めるも内から2頭が来た時に、馬が掛かり気味になって先頭
腹帯の下にも発汗が目立っていて、やや不本意な逃げ。直後に付けた
ワンモアスマイルの徹底マークもプレッシャーだったのか直線早々にガス欠
前走よりもメンツが落ちてハナに立つ想定が出来ていれば、光る逃げ馬
として切れてたかもしれない
6着 ▲ショウナンマクベス
昨年のパワーホールのようにドスローで粘ってもらう予定が
スタートから特に行く気も見せず中団に構えてた時点で来ないことを確信
この日は横山デーと言われるくらいに和生騎手が3連勝、武史騎手3勝と
二人とも乗れていたが、このレースに関しては見どころ皆無だった
5着 サトノカルナバル(3番人気)
スタートから上手く折り合いを付けて中団から運んでいたが、4角で無難に
外差しに向けたのは結果として悪手だった。残り150mくらいで脚色が鈍り
ネブラディスクに交わされる様子は距離適性の壁を感じた
4着 ネブラディスク(5番人気)
ドスローのデビュー戦勝ちということで必然的に中団からの競馬
出走メンバーには決め手上位の馬が多数居て、先着した3頭はまさにそれ
ポテンシャルを先物買いするには、純粋に能力不足という見立て通りだった