秋の大反省会スペシャル【近況報告】
デラックス・スーパーもしもし、ギャラクティック・カオス・エンド・オブ・ザ・ワールド。(挨拶)
終わってるノブ「挨拶がすごい!」
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どうもお久しぶりです皆さん。この4ヶ月、記事も書かずにいったい何をしていたんだと気にかけてくださった方もいたかもしれない。激励のマシュマロも何通かいただきました。本当にありがとう。そして、ご心配をおかけして申し訳ございません。元気でやっておりました。
さっそく本題なんですけども、今を遡ること4ヶ月ほど前、前回の投稿をした頃ですね。何が起きたのかというと、この時期に俺に彼女ができたんですね。めでたい!! 一旦拍手!! 長年不遇に次ぐ不遇をかこってきた俺がやっと報われたというわけだ。「拾う神あり」ということだな。嬉しかったですねえ。ちなみに、すぐにオチが付くから安心してくれ。
そんでそれから完全にうつつを抜かしていました。楽しすぎて。
それがこの4ヶ月間のあらましである。笑顔の絶えない楽しい日々を過ごしていましたね。
😊「これ、プレゼント。誕生日おめでとう」
😊「ありがとう! 嬉しい!」
で一昨日の夜フラれたということなんですね。ありがとうございました。しんどい。吐きそうだ。昨日と今日はずっと「努力マン」みたいな表情で過ごしていた。「苦悶」を絵に描いたような表情である。というわけで皆さん、俺を心配してくれ。ぜひとも心配してくれ。くそ辛い。なんか体臭が嗅いだことない臭いになっている。大量のストレス物質が俺の体内を駆け巡っているのだろう。
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もう忘れたい。とにかく早く忘れたいと思っている。俺はこのnoteで繰り返し「思い出を大切にしろ」と言い続けてきたし、人生の本当の宝物は全て「思い出の中にある」と考えている。もっと言うと、この世の中に存在するあらゆるものは誰かの思い出で構成されているとさえ思っている。だが、思い出さなくていいこともある。これはどういうわけか、恋愛に関係していることが多い。俺だけか?
とっとと忘れて、しばらくは思い出したくない。記憶の海の底に沈めて3年ぐらい熟成させたら、あるいはエモい文章が書けるかもしれない。「星」とか「夜のビル群」とかいった風景に何かを重ねてしみじみ振り返るということもあるだろう。だが今は不可能だ。思い出そうとすると「閻魔」とか「沼」とかしか出てこないし、背景が赤紫色である。短い恋愛を振り返って、最後は閻魔が群れで出現するエッセイを俺の文章力では書ききることはできない。それもマダガスカル・マダラ・大ドク閻魔のオスだ。おどろおどろしいぜ。
というわけで今回は、そういった悲しい記憶とは全く関係ない近況の話をいくつもすることによって涙と別れを告げたいと考えている。悲しいときはいつでも、無理やり笑ってやり過ごしてきた。もしつまんなくても仕方ないからな。俺が今とても可哀想なことを常に念頭に置いて読むこと。よろしいですね。
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そういえばマシュマロで頂戴した苦情(?)というか報告なんですけども、noteっておすすめ欄があるだろ? どういうアルゴリズムかわからんけど、多分俺のよくスキしてるタグとかから似たようなテーマの記事を見つけてくるんだろうか。それで、思いっきり下ネタで申し訳ないんだけど、ここ半年ぐらいこういうおすすめが出てくるようになった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158429407/picture_pc_24f73adb8e9bbc83559dfa6ae4b3e2c1.png?width=1200)
この原因は俺が勝手に「親友」だと思ってるnoterさんがいらっしゃって、その方がよく記事に「♯チ○ポ」というタグを付けてることだと分析している。なんでそんなタグを付けてるのかはわからないけど、なんでだろうな。好きだ。
それでこれは俺だけに起きてる現象なんだろうなと思っていたんだが、どうやら俺の記事をたくさんスキすると、「親友」を直接フォローしてなくても(おそらく)、このおすすめが伝染するらしいことが判明した。マシュマロでいただいたのは、「俺の記事をよくスキしていたらこのタグのおすすめが出てくるようになった」という話で、俺が「チ○ポ系noter」だったのか? と疑っていた。「チ○ポ系noter」ってなに?
俺の記事をよく読んでくださっている皆さんで、このおすすめタグが出現している方は他にいらっしゃるだろうか。もしそうであれば、それは俺が愛してやまない親友が愛用しているタグだから、みんなも愛してくれると彼も喜ぶと思う。よろしくね。
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おすすめといえば、最近YouTubeを観てたら「二子山部屋」の公式チャンネルの動画が上がってきた。俺が小学生の頃、あの頃は若貴ブームだったが、その頃に大関まで上った巨漢の力士「雅山(みやびやま)」が親方を務める相撲部屋だ。
内容はお相撲さんがご飯をたくさん作って食べまくるというもので、それだけで40分ぐらいあるんだがなんとなく目が離せない。とにかくとんでもない量を食うのだ。普通に4、5人前ぐらいの量を食べてから、「夜食」と称してメガ牛丼と普通の牛丼を買ってきてとんでもない速さで平らげている。
俺が食欲を解き放って普通に暮らしていたら130kgまで太ったことがあったから、お相撲さんの平均体重が150kgぐらいと聞いて「案外しょぼいな」と思っていた。だがお相撲さんたちはその当時の俺の軽く4倍は食べている。そのぶん稽古がめちゃくちゃハードなんだろう。実際お相撲さんの悩みのタネは、それだけ食べても痩せちゃうことらしい。
大食い番組みたいな面白さがあってなんか見入ってしまったんだが、iPadで観てると動画の下にランダムでコメントが表示される。こんなコメントが出てきた。
「収入源はなんなんだろう?」
相撲に決まってるだろ。お相撲さんの収入源は相撲だよ。相撲知らない状態で動画見たのか?
「なんか、どういうわけかものすごく太ってる人がたくさんいて、信じられない量のご飯を食べている……」「二子山……、部屋……?」「部屋……!?」
「変な部屋だなあ……」
だとして一番気になるの収入源かな。「なんのために太ってるんだろう?」っていうコメントはさすがに無かった。
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この夏、1人で飛行機に乗った。すげえだろ。なんで飛行機に乗る用事があったのかを思い出そうとすると、大量の閻魔が沼からボコボコと沸いてくる情景が脳内を支配するのでさっぱり思い出せないが、羽田から国内線に乗った。
飛行機に乗る手順は「スーツケースを預ける」→「保安検査場を通る」→「搭乗口に行く」、というだけで思ったより難しくなかったが、ビックリしたのは保安検査場だった。全くなんの説明もされないのだ。大まかな流れを説明しよう。
・まず保安検査場に着くと、みんな並んでるので後ろに並ぶ。
・自分の番が来ると、回転寿司のレーンみたいなのがあって「板前」のポジションに係員が立っている。
・係員に「トレーをひとつだけ取って、縦に置いてください」と言われる。
・トレーに荷物を置く。トレーはベルトコンベアに乗って流れていく。
・俺本人は金属探知機っぽいゲートをくぐる。
・ベルトコンベアからトレーを受け取り、荷物をピックアップする。
ここで重要なのは、保安検査場がそもそも何のために存在する施設なのかという説明は一切無いことだ。続いて「トレー」も何を入れるのがオススメとかそういうことは特に説明されない。雰囲気でリュックとかスマホとか入れたが、財布やベルトはどうなんだ。もちろん説明されない。「金属探知機」も明らかに金属探知機っぽかったからそう言ってるだけで、あれが金属探知機だったかどうかも曖昧である。もしかしたら、そうだな、バナナ。そう、巨大なバナナだったかもしれない。「バナナではない」とかそういう説明は一切無いのだ。
もしも、もしもだが、保安検査場のことを全くなんにも知らない状態の人が来たらどうするつもりなんだ。トレーを受け取るところまではなんとか行けるだろう。だが何をトレーに入れていいかわからんぞ。とりあえずお惣菜かなんかを入れて、次は謎のゲートを通ろうとするだろ。当然「ビーッ」とアラームが鳴る。その人からしたら、どうしてアラームが鳴ったのかわからんぞ。
「お客様、ベルトはしてらっしゃいますか?」
「……? してますけど」
「外してください」
「……なんで?」
「いや金属が反応してるかもしれないので」
「金属が……反応する……?」
唯一、前もって説明されたことは「トレーをひとつだけ取って、縦に置いてください」だ。いちばん言っておかないといけないことは本当にそこなのか? なあ、空港の保安検査場の皆さん、皆さんが一番懸念しているのは、トレーを2個取って横向きに置く奴なのか!?
空港の偉い人と、その部下との間にこんな会話があったんだろう。
「保安検査場に係員を入れたいんだけど」
「そうですね、どんなものをトレーに入れるかとか、次は金属探知機ですよとか、そういう説明をする役目ですね」
「違うよ」
「違うんですか?」
「トレーを2個取って横向きに置く奴が多すぎるんだよ!!」
「えぇ!? トレーを……2個も!!?」
「許せねえよ!!」
「それは許せませんね。しかも……横向きだなんて!! ……くそ!」
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久しぶりに書くnoteは、思ってたよりずっと楽しかった。皆さんも楽しんでいただけていたら嬉しい。そういえばこんなふうに、夜になるといつも暇で、かといって眠れなくてnoteを書いていたことを思い出した。
書いていない間もたまに思い出して読みに来てくださったり、スキを押してくださったり、コメントやマシュマロを寄せてくださったり、そのたびにとても元気をもらえた。ここでこうして出会えた皆さんには本当に感謝している。なんとなく「帰る場所」みたいに感じている。100本記事書いたら終わるって何回か言ってるけど、たぶん人生で何かあるたびに帰ってきて、くだまいてストレスを発散する場所ではあり続けると思う。皆さんが飽きるまでお付き合いいただけると幸いです。
というわけで今回もお読みいただいて本当にありがとうございました。またしばらくは通常営業? なんじゃないかと思う。第二部です。どうぞよろしく。