クソガキ伝 スーパースト2X時代初期とビッキーズ終焉への歩み

この辺の時期で確か初代ヴァンパイアが稼働し始めたような気がする。
一番最初に触ったのは池袋GIGOのロケテストで、アニメ調のゲーム画面が滅茶苦茶奇麗で面白かったら絶対やる!ってなってたんだけど、微妙でそんな本腰入れてやるほどではなかったような気がするなぁ…
本格的にやる話は次回にします。

確かXの先行入荷をしてた秋葉原のファンファンにやりに行って筧さんという先日ピンクの春麗使いにボコボコにされた人が常連として居座ってた。
(まだこの頃は借金でサガ夫さんとかの借金踏み倒して逃亡してなかったはず

それから程なくしてビッキーズにも入荷して、すぐ大会をやってたような気がするなぁ…第一回の大会はまだメインキャラが定まってなくてザンギで出た。
その大会の情報を嗅ぎつけてか、川村が来たんだけど確かこの時はもう何年か振りくらいの再開だったはず。
ちなみにまだ初期なので、あのよくわからない実況の人は居なかった。

この頃のクソガキムーブは思い出すと脳が痛くなって死にたくなるので、あんま書きたくない…

あの男との初対面

ある日曜日の朝にビッキーズでやたら強いリュウ使いの身綺麗な中学生が現れた。
いつも横に友達を連れていて、その友達は何故かゲームをせずにずっと横で彼のプレイする内容を見ているだけだった。
足払い戦を拒否するスタイルで近づく相手をファイヤー波動で追い払い、上は通さず昇龍できっちり落とす。今で言えば真っ当なスタンダードスタイルなんだけど、当時は理解の追いつかない理論上の話みたいなものを突き付けられたような気分だった。到底納得がいかず、何度か挑んだけど当然な敗北。

この納得がいかないのは自分の中での固定概念のリュウのイメージを著しく逸脱してて、リュウ使い相手にこれを感じたのは二人目。
(ちなみに一人目はサイクロン氏の家に泊めてもらえなかった腹いせに、彼の家に消防車を通報したあの男)
この時に初めて敗北を認めて話した彼の名は梅原くん、という人でした。

神ゲーセンに突然の異変

ある朝、学校を堂々とサボりビッキーズへ開店突撃をしようとすると店の入口にオロナミンCの看板に出てきそうな帽子と丸眼鏡、そしてセカンドバッグを持った中年〜初老くらいの男性が階段の入口で陣取っていた。

まえゆうの父親でした

どうやら店の事で話をしに来たらしいのだが、逃亡しているらしいとのこと。
(これは本人に確かめた事もなく周囲の人間から聞いた話でしかないのだが、どうやら相当な金持ちの親だったらしく特に母親がベタ甘で、金がないってなると母親が
「はい、100万円(ドサッ」
といった感じだった「らしい」。)

その父親凸騒動の後どういう経緯があったのかは知らんけど、とりあえず次の日からはまともに店が開いてて店員らしき店員が居なかったところにすがのさんが店員というか店番的なものをやってた。

しかし、この後ビッキーズに暗い影を落とし始める事件が立て続けに起きたのであった。

新声社移転、そして倒産

マルゲ屋が神保町のほうへ移転してしまい、マルゲ屋よったついでに来てくれてた客が全く来なくなった。
それでも、タローへは行かずに寄ってくれる客はいたのだがその後すがのさんからまえゆうに衝撃的な出来事が明かされる。

「日曜日の売上が4500円しか無い」

しかしまえゆうは動じず。
危機を持ってなにか対策をと促すすがのさん。

気がついたらすがのさんが居なくなって、代わりにあの筧さんが店員をやっていた。

(すがのさんが見捨てた説と、まえゆうがうるさいすがのさんを切り捨てた説どっちもあるんだけど真偽不明

ちなみに、筧さんがファンファンへ行かずにビッキーズに居着くようになった理由としての推測だが、どうやらファンファンの常連から金を借りまくって返さず追放されたから、だという模様。
(その後ファンファンの店員として働き始めてから常連の薬師寺さんという方から聞いたので、ほぼ間違いないはず

程なくして、新声社が潰れた。
ライターの私物の自転車にまで赤紙が貼られてたとか聞いたりした。

確か潰れた当日によりによって買い物に行っていたのだが何故か店が開いておらず、ゲーセン常連たちと「どうしちゃったんだろう?」とのんきな話をしていた。まさかあのとき既に潰れてたとは…


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