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Epoch 347: 米国下院農業委員会の分科会、Linux Foundation にゴールドメンバーとしてジョイン
今回のプール・レポートです。インフラエンジニアとしてカルダノの分散化に貢献できるよう尽力します。また、皆様が安心してステーキングができるプール運用を目指しております。
プール・レポート
今回の報酬について
エポック345のブロック生成が反映されます。プール規模に対して少し少ない結果でした。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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次回の報酬
次回はエポック346の結果が反映されます。ブロックの割り当てはプール規模に対して少なめでした。割り当てられたブロックは全て生成に成功しています。
エポック346の期間:
Start: 2022-06-20 06:44 JST (UTC+9)
End : 2022-06-25 06:44 JST (UTC+9)
報酬などの確認方法
ADApools → プールのパフォーマンスを「Rewards」タブから確認できます。
報酬の履歴表示と出力方法 → PoolToolで報酬を確認する場合はご参考ください(機能拡張に伴い、表示できない場合もあるようです)
SUGARステークプール情報 → ステーク量に対し、どれくらいの報酬になるか、報酬の履歴、合計、平均など参考値を確認できます。
プール運営
サーバ関連
引き続きプールは問題なく稼働しております。
ブロック生成ノード、リレーノード1号機は32GiBのメモリで余裕を持った運用となります。
リレーノード2号機も使用率が高くなってきています。延期された、7月末(予定)のVasil HFCイベント前には対応できればと考えています。
Vasil HFC延期について
Cardanoイベント等
米国下院農業委員会の分科会(商品取引所、エネルギー、信用取引)
デジタル資産の規制についての公聴会です。IOGのCharles Hoskinson最高経営責任者が出席し、デジタル資産と将来について証言をしました。KYC、AML(アンチマネーロンダリング)、ユーザ保護、将来を見据えた規制の有効性の検討、誰がどのように規制をするべきか、など建設的な話がされています。
動画は最後まで拝見して、私は法律や規制には全く明るくないですが大事だと思った部分です。
暗号通貨は証券、商品、両方である、またはいずれでもないものがあり、米国の既存の規制制度では、このような資産を想定していません。そのようなカテゴリベースでの規制ではイノベーションを阻害する恐れがあります。原則ベースのアプローチが産業の発展を促し、潜在能力を最大限に発揮すると考えられます。前例としては、インターネットの規制の枠組みです。インターネットは国家機関ではなく、相互接続、相互依存した機関や民間企業が協力して成り立っています。
また、ソフトウェアなどのツールを活用することで、業界の様々な問題を自己規制、解決できると理解しました。
Cardanoではここ数年で分散型IDのAtala Prism、サプライチェーンプロセスの可視性を高めるAtala Trace、VeriTree、などのソリューションやユースケースが発表されてきました。"Don’t be evil"と人を注意するよりも"Can’t be evil"な仕組みを作ることが重要という言葉の通りの方へ向かっていると感じました。
4年前、Hoskinson氏が参加していたパネルディスカッションを現地で拝見したことがあります。参加者の中でも際立って、技術のみではなく、規制やコミュニティの重要性などにも見識が深い方だと感動したのを思い出しました。
Linux Foundation にゴールドメンバーとしてジョイン
Cardano FoundationはLinux Foundationのゴールドメンバーとしてジョインしました。技術関連ニュースとしてはエキサイティングな発表です。オープンソースのOSといえばLinuxで、ステークプールもLinuxベースのOSで動いています。
2000 年に設立された Linux Foundation とそのプロジェクトは、1,800 名以上のメンバーによって支えられており、オープンソースソフトウェア、オープンスタンダード、オープンデータ、およびオープンハードウェアに関するコラボレーションの世界的な中心地となっています。Linux Foundation のプロジェクトは、Linux、Kubernetes、Node.js、Hyperledger、RISC-V など、世界のインフラにとって不可欠なものです。 The Linux Foundation の手法は、ベストプラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、ソリューション プロバイダーのニーズに応えることで、オープン コラボレーションのための持続可能なモデルを構築することに重点を置いています。
Lace (新しいライトウォレット)
操作性を重視して軽量
Web3.0へのポータルとして機能し、ピアツーピアでやり取り
ユーザからのフィードバックを元にアップデートされ、アジャイル開発で開発されるため、「休みから戻ってみたら新機能が追加されている」ようなイメージ
V1.0の機能は下記の通りです。
資金の安全な保管
取引および支払い
NFTの保管と表示
ステークの委任
さまざまなDAppとのやり取り
長期的には、「Atala PRISMのIDおよび個人データ管理の統合、Project Catalystの簡単な登録および投票」機能をサポートする予定です。今まではアプリをまたいで事前準備や投票をする必要があったのが、一つのウォレットで可能となりそうです。このウォレットで、EVMサイドチェーンとも統合して他のチェーンとの相互運用可能になるとも言及されており、開発者以外でも使いやすくなるため、ユーザが急増しそうです。
Cardano Summit NFT のMinting
Terravirtuaのブログにてやり方が解説されています。ログイン、Nami Walletの連携、ミントのステップだけでできますので、ご確認がまだの方は忘れずにしましょう。自分の場合は5分かからず7つのNFTがWalletへ表示されました。
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ADA/USD
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上段: 日足のキャンドルチャートでみると横這いの動きです。
中段: 白色のMFIは52へ上昇しました。
下段: MACDはうわ抜けました。
Fear & Greed Index は現時点でもExtreme Fearです。長い期間この水準を推移しています。
ポートフォリオに暗号資産を少しずつ増やしています。
全体的に日足チャートで、長期目線で見ています。投資のアドバイスをするものではなく、大事な資産チェックの一環とカルダノの応援を目的としています。
動向の予測をすることもありますが、あくまで一個人の一つの見方です。多角的に分析をした上、トレードは自己責任でお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
カルダノを一緒に応援したいという方は、Twitterのフォローなどしていただけると嬉しいです。
役に立ったなどありましたら、SUGARステークプールへのご委任のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。