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Epoch 358: Cardanoサミット 2022開催情報、SPOコミュニティ主導のテスト

こんにちは!今回のプール・レポートです。大事なADAをご委任いただいている方はありがとうございます。インフラエンジニアとしてカルダノの分散化に貢献できるよう尽力します。皆様が安心してステーキングができるプール運用を目指しております。

今回の報酬について

エポック356のブロック生成が反映されます。多目のブロック生成に成功しております。

次回の報酬

次回はエポック357の結果が反映されます。かなり多めのブロック割り当てで、全て生成に成功しております。

エポック357

  • Start: 2022-08-14 06:44 JST (UTC+9)

  • End : 2022-08-19 06:44 JST (UTC+9)

報酬などの確認方法

プール運営

サーバ関連

  • 引き続きプールは問題なく稼働しております。

  • ブロック生成ノード、リレーノード1、2号機共に32GiBのメモリで余裕を持った運用となります。

  • 今エポックのブロック割り当ては少なめとなります。

Cardanoカルダノイベント関連

Cardanoカルダノ サミット 2022

Cardanoカルダノ財団主催のサミット 2022の開催発表がありました。最新情報の取得をしたい方はメール登録をしておきましょう。

日程: 11/19-21
メインステージ:  スイス、ローザンヌ
コミュニティリードのイベント (東京も入っています)
仮想空間での参加(ライブストリーム)

Cardanoカルダノ ノードアップデートとVasilヴァシルハードフォークに際して、アナウンスとテストに関する課題

以下は、アナウンスとテストの方法について、後学のために書いております。少し長くなりますので飛ばしても問題ありません。

今回リリースされた1.35.3というバージョンは以前含まれていた問題を取り除き、現状、ハードフォークを迎えるためのリリースとなる予定です。これまでに乗り越えてきたハードフォークから培ってきた方法論に基づき何度もテストされています。

それにも関わらず、(1.35.3ではない、修正が加わる前の)リリースされたバージョンを適応したSPOが、ブロック生成ができなくなる事象に遭遇し、これをレポートしています。(現在は、プロフェッショナルなSPO達により問題の再現性と、1.35.3のバージョンでの問題の解消が確認されています)

日本SPOコミュニティリーダーのBTBFさんが経緯を翻訳してくれています。

テストネットの方でも問題が残ってしまい、すべてのコンポーネントを正常な状態へ復旧することが難しく、またこれまでのテストにより環境にゴミが残ってきているなどもあり、新しくプレビュー、プリプロダクションと呼ばれるテスト環境を作成してテストをしていくとの経緯です。1エポックが2時間、1日などに短縮された環境を暫定的に作成することで効率化も図っているようです。(ステークが有効になるのに数日かかるため、テスト環境が整うまでに時間経過が必要な場合がある)

新しいテスト環境の発表は先日の開発アップデートの通りです。

これによると、IOGとしては今回の問題の深刻度は低いとの認識です。あくまでテスト段階なのでテストをする場であり、テストネット再作成も当たり前にする場であるという点は間違っていないと個人的には思います。(Shelleyシェリー以降テストネットは2年以上稼働しています)今回の原因は、本番環境と限りなく近いテスト環境を用意することが当時困難だったということに起因していると理解しています。そのため、今後は新しくプレビュー、プリプロダクションのテスト環境を準備し、テストを行っていくという落としどころになります。

一方、ブロック生成が不可となってしまったコミュニティのSPOが、Cardano Testnet Is “Catastrophically Broken”(壊滅的に壊れた)と表現し、これが記事となって拡散されてしまったという経緯があります。このこともあり、コミュニティ主導でより本番環境に近い環境を整え、バージョン混在のメインネットに近い環境でテストをしようという動きになりました。(この記事を書いている時点で、テストされ問題のないことが確認済)後続のアプリの動作確認等をしたい企業やメンバーも待っているとは思いますが、SPOの立場として考えると不安要素があるのであれば解消してからアップグレードを選択したいと考えます。

ただ、Cardanoカルダノを想っての発言だとは思いますが、企業でエンジニアとして働いている身としては、テストネットとはいえ、公の場で自社製品を壊滅的と発言することはありえないです。企業は大切に考えているブランド、プロジェクトに悪いイメージがついてしまわないよう、開発内容は機密情報として扱われ、一般ユーザ、企業に対する報告に細心の注意を払い、発表の前には何度も認識合わせをします(IOGもされていると思います)。また、動画でもチャールズさんがおっしゃっていますが、フルタイムで働き詰めのエンジニアの方々の努力がこういった形となってしまったことは残念にも思います。

後日行われたコミュニティSPOのテストでは、問題の再現性と、問題の修正が確認され、期待通りに稼働することが確認されました。そのため1.35.3でハードフォークをすることが現実味を帯びたとともに、アップグレード作業がいよいよとの思いです。

Cardanoカルダノはパブリックブロックチェーンを取り扱い、主体はまだIOGとはいえ、分散化の名のもとブロック生成サーバの運用はコミュニティに委ねられています。プライベートな企業から考えると全く違った仕組みです。こういった中でどれが「公式の発表」で、「結局正しい情報は何なのか」というところの判断は常に課題であり本当に重要だと感じました。

ツイートや動画の発言を拝見していると、Cardanoカルダノをより良く、安心安全になものにと強く想っているコミュニティメンバーが多いということが分かります。意思決定やガバナンスも重視され、「分散化」されていく中で、大きな方向性を決める議論が今後、必ずされていくと思います。こういった議論ができるのも、Cardanoカルダノコミュニティの魅力の一つではないでしょうか。

Project Catalystプロジェクト カタリスト Fund9

Fund9の投票開始日が8/25になりました。困っている方がいらっしゃいましたら延期とのことです。開始したらアナウンスもあるかと思われますので気長に待ちましょう。

ADA/USD

  • 上段: 50日移動平均線が100日移動平均線をうわ抜けそうです。直近は下落がありました。

  • 中段: 白色のMFI、黄緑色のRSIも下がりました。

  • 下段: MACDも下落の傾向を示しています。

  • Fear & Greed Index は27でFearに偏っています。

全体的に日足チャートで、長期目線で見ています。投資をすすめるものではありません。大事な資産チェックの一環としています。
動向の予測もすることはありますが、あくまで一個人の見解です。多角的に分析をした上、トレードは自己責任でお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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役に立ったなどありましたら、SUGARステークプールへのご委任のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

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