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ポケモンカード抽選の”裏”事情

なぜ、抽選で一般人が当たりにくい状況となっているのか。
答えは至極単純です。転売屋はツール(bot)を使っているからです。
ではなぜ、botを弾かないのか。その裏事情についてのお話です。

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⚠️この記事は事実をもとに作成していますが、個人的見解を多く含みます。
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序 【 抽選アプリの穴 】
自社アプリを持たないカードショップが使用する抽選ツールとして最もメジャーなのが「Live Pocket」になります。大手企業も頻繁に利用し、遊戯王の大型大会(YCSJ)などもこちらの《チケット販売管理システム》を使用して抽選を行っています。
実際にこちらを使用している店舗として

・ドラゴンスター
・カードラボ
・フルコンプ
・ホビーステーション
・オレタン
・トレカの洞窟
・バトロコ etc…

が挙げられます。
カードゲーマーならお馴染みの有名店ばかりですね。
このチケット管理システムを実際に使用してどういう事が起こっていたか説明します。

【LivePocket応募者数の推移】(某店舗)
拡張パック「スカーレットex」「バイオレットex」約2,500人
ハイクラスパック 「VSTARユニバース(再販)」約15,000人
強化拡張パック「トリプレットビート」約25,000人
拡張パック「スノーハザード」「クレイバースト」約20,000人で強制終了
※途中で止めてなければ約60,000人の予測

このような感じで応募者数の数字が異常なレベルで増えています。倍どころではありません。これはbotを使う人達が増え、不正をして1人で何回も応募をすることによりこういう事態になっています。
botを使っているのは簡単にわかるので、ちまちま弾いていくとどの応募も”約2,000人~3,000人程”に収まります。どれだけ応募者が増えても大体この数字に落ち着きます。
(地域性がありますが、やはりダントツでbot使用者が多いのは東京です)

どれだけbotを使われようが弾けばいいと思われているかもしれませんが
LivePocketには抜け道が存在します。

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