見出し画像

DayDream2021

「痛車とは何なのか?」

 カスタム系痛車乗りの夢、憧れの舞台、白昼夢、DayDream2021はこの難題が参加者へと突き付けられました。

 COVID-19による数々の困難によって延期せざるを得なくなる中、主催者様方、運営スタッフ様方のご尽力によってこうして本日開催に至ることができましたこととても嬉しく思います。
 会場でのQRコード読み取りありがとうございます。
 以下駄文ではありますが、書き殴ったものがございますので読んでみてもらえたら幸いです。
 大半延期前の開催に合わせて書いていたものなので途中齟齬があるかもしれませんがご容赦ください。
9/26/21 朝凪元器 @carcre

 DayDream会場のQRコードを読み込んで頂きありがとうございます。
 はじめまして、朝凪元器といいます。福島県から名古屋にお邪魔します。名古屋に来るのは久しぶりです。

 インプレッサを初めて痛車にしてから三年、86を増車してから二年とちょっと、昨年八月にDIYで86を痛車にして遊んでいたらこんなところに来てしまいました。
 当初はDayDreamのデの字も知らなかった私がこの場に車両を展示出来ていることに驚いています。

 今回提示された命題「痛車とは何なのか?」
 展示の各人それぞれが用意した答えの結晶が会場であるポートメッセなごやに所狭しと並んでいると思います。
 この命題への私なりの答えをここに持ってきました。

 言葉にするのは難しいのですが、簡潔に一言で言うと「痛車とは"情熱の発露"」そのものだと思っています。

 キャラへの愛情を車で表現する人、車への熱情にキャラを添えて表現する人。
 痛車はどちらも正解で、どちらも包み込む懐の深さを持つカーカスタムジャンルです。

 車という高価で維持をするにもお金のかかる物を用いた、キャラへの熱の表現。
 キャラを用いてカスタムカーをさらに上へと高める為の表現。
 単純にコストだけで情熱が測れるものではないですが、痛車は悪目立ちすることも多いため始めるにはある種の覚悟が要るジャンルだと思います。
 ある程度まとまったコスト・まとまった時間をかけ、奇異の視線にも耐える覚悟という壁を乗り越えてなお表現されるそれはまさしく"愛"という言葉で表されるものです。

うちの車自慢

 ここに持ってきた86には、私の持てるだけの愛を詰め込みました。

 車両はトヨタ86前期、styleCbという珍グレード。
 外装はほぼstyleCbそのままのノーマルです。
 ミラーをフェンダーミラーにしていることと、リアバンパーをネッツトヨタ兵庫専売コンプリートカーhachirokuのものに換えているくらいの変更点です。

画像1

 この顔面の86なら絶対にポルシェレプリカだろうとポルシェのレースカーを漁り回り、911GT3Rという車両を見つけた時は震えました。
「これだ!!」

画像2

 ゆずソフト様からリリースされている、「喫茶ステラと死神の蝶」のヒロイン四季ナツメが飛び上がるくらい可愛かったのでナツメに決めました。

画像3

 レプリカとは名ばかりで、ルーフの色は違うしフェンダーミラーになってるしGT羽根はないしで、レプとして見ると見られたものではない86になりました。
「この86にはこれが合うんだ」

 普段つるむ友人もそんなに居ない為、信じられるのは自分だけ。自分を信じてPhotoshopでデザインをし、地元のショップLaplusDesign様に印刷、部材を注文し、自宅でDIYにてラッピングを施しました。

画像4

画像5

 フロントマスクが特徴のある形をしている為、ボンネットやフロント周りはキャラクターを控え、両サイドとリアガラス、そしてゲームのモチーフエンブレムを配したルーフのカーボン柄とすることに決めました。

 今回DayDreamに参加するにあたりリアガラスを、イラストレーターhaku様(※リンク先18禁)に頼み込んでイラストの使用許可を頂きました。
 kawaiiが過ぎる。

画像6

 DayDreamへお越しの皆様、DayDream主催・スタッフの皆様、DayDream展示の痛車乗りの皆様。
 このイベントを恙無く終われますよう心よりお祈り申し上げます。


いいなと思ったら応援しよう!