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【社内制度】ジョブローテーション『F4』始動から1ヶ月!見えてきた変化と成果

みなさま、はじめまして!
ヒューマンサクセス室のKayoです。

カーボンフライは2022年に創業した4期目のスタートアップ企業です。
わたしたちは「夢の素材」と呼ばれるカーボンナノチューブとその製造装置の研究開発・生産・販売を手掛けています。カーボンナノチューブは、優れた強度、電気特性、熱伝導性、そして軽量性によって、未来の技術革新をリードする力を秘め、多岐にわたる産業での応用が期待されています。
カーボンフライは高品質かつ低コストのカーボンナノチューブの量産を通じて、幅広い業界での社会実装を実現します!


ジョブローテーション制度『F4』の1ヶ月後に迫る!

カーボンフライが2月から取り組んでいるジョブローテーション制度『F4』
開始から早くも1ヶ月が経過し、社内では様々な変化の兆しが見え始めています。
通常の業務範囲を超えた異部門交流が生み出す効果とは?現場の声とともにお届けします!


▽前回の記事はこちら


部門の壁を超えたコミュニケーションの活性化!

1ヶ月と短い期間でも、研究チームの業務全容がだんだんと見え始め、
各メンバーの視野が広がりつつあります。
とても興味深いのは。F4で割り当てられていない他チームにも興味が湧いてきて、自発的に訪問するメンバが増えていること!

「そこのチームでは今はどんな業務をされているんですか?」こうした質問に対し、Bizメンバーが専門知識を活かして嬉しそうに回答する場面が多く見られるようになりました。

今までは研究メンバーに質問が集中していましたが、Bizメンバー同士でも研究業務に関する会話が自然と生まれるようになり、たった1ヶ月でも大きな意識の変化を実感しています!


新たなプロジェクトへの着手も!


新たなプロジェクトに着手するMidoriさんとFukazawaさん


ITメンバーが研究チームに配属されたことで、前々から温めていたプロジェクトに着手できるようになったケースも出てきました。また、研究チームの課題だった実験作業のマニュアル化にもBizメンバーが積極的に関わり、業務効率化に貢献しています。

ヒューマンサクセス室でも変化が。
研究業務への理解が深まることで、チームが抱えている課題をより具体的に把握できるようになり、的確な支援策を提供できるようになりました。


白衣を着られるワクワク感?


「初めての白衣にもワクワクしました!」と語るメンバーも。

CNT(カーボンナノチューブ)はナノレベルの非常に軽い素材のため、作業中に空気中に舞いやすく、粉塵マスクや防護メガネをしていても顔に付着してしまいます。
作業初心者のBizメンバーは顔中が真っ黒に!
特に女性社員は、顔にCNTの付着を防ぐための工夫を日々模索中です。笑
「私は顔に付着したCNTをきれいに落とせるように、コットンと化粧水を持参しています。(保湿もできて一石二鳥です♫)」


研究の現場から思わぬ発見と挑戦


ブラスト作業中

研磨材を高速で噴射し、樹脂や金属のバリ、不要な鋳砂を除去する「ブラスト」作業。
この作業環境にBizメンバーが新たなアイディアを投入しています。
囲いの段ボールと足元の台を設置することで、作業効率が大幅に向上しました。


Bizメンバーの作業スピードが早すぎて、研究チームの業務準備が追いつかないという場面も!
その度に新しい業務が増えていくので研究チームにはこんな仕事もあったのか!と日々勉強になります。


高速ネジ仕分け


大きさの異なるネジを仕分ける精密作業では、
パズルが得意というItoさんが驚異的なスピードで作業を終え瞬殺でした!
F4を通じて、Bizメンバーの普段の業務では見られなかった意外な一面や隠れた才能が次々と明らかになっています。

本来週5フルタイムで取り組んでいた本業を週3(状況によっては週1〜2日)に集約せざるを得ない状況は、より生産性を高めるため、必然的に業務効率化への意識を高めています。

すでに会議体の見直し(90分の定例会議を60分に短縮)を行っている部署も出てきました。
このような業務改善の流れが他部署、全社に広がることで、組織全体の生産性向上に繋がることが期待されています。


わずか1ヶ月の間に、当初想定していなかった良い変化が個人レベル、部署レベルで次々と生まれています。この調子で進めば、半年後にはさらに大きな組織変革が起きているかもしれません!


次回のF4レポートでは、半年間の成果をぎゅっと凝縮してお届けする予定です。
どうぞご期待ください!



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