夜が明けて
思いのほか朝早くに目が覚めた。
こんな日はまだ夢の中にいたいのに。
目覚めてもベットの上でゴロゴロする時間が好きだったりするのに
今日はそんな気分じゃないみたい。
無意識にケータイを手に取り連絡がないか確認してしまう。
終わりにしたのはわたしなのにどこかで期待してしまう自分がいる。
そこには、
引き留めてほしいとか、
やっぱり一緒にいたいって言われたいとか、
そんな自惚れな言葉ばかり…
痛いなー、ダサっ。
羞恥を承知で平然を取り繕うのはやめて、
わたしの心はそう言ってる。
そういえばいつもこういった時、
“でも大丈夫。わたしなら絶対大丈夫。”
って自分の本心に蓋してたな。
実は今朝も、ここに気持ちを綴る前まではそう思ってた。
いつもあった、朝の連絡。
日課になってて、そこから朝が始まる。
楽しかったな。嬉しかったな。幸せだったな。
彼に対する気持ちに自信が持てない時もあったけど、
ちゃんと好きだったんだな…わたし。
彼の中にある優しさが心地よかったな。
物理的にあったものがなくなるって、虚しさが伴って、
やっぱり寂しいよ。
もう会うことのない世界か、
ちゃんと現実を受け入れよう。
今日もいい日になるみたいだから、精一杯イマを生きようと思う。
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