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予約ページのメニュー数を5つまで!にした理由

こんにちは。からだケアです。

今日はネット予約ページにある「こだわり」を紹介します。からだケアでは、初期表示されるメニュー数が5つまでなんですね。

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下にある「メニューをすべて見る」ボタンを押すと、登録されているすべてのメニューをみることができますが、初期表示では5つまで!・・にしたその理由をご紹介しますね。

人が瞬間的に記憶できる数は4±1まで

ミズーリ大学の心理学教授であるネルソン・コーワン氏の研究では、人の短期記憶は4±1とされています。確かにお昼のランチメニューが10種類あると悩みすぎて選べません(笑)3種類くらいがちょうどイイ感じ。

1956年に認知心理学者のジョージ・ミラー氏が発表した論文「マジカルナンバー7±2」からマジカルナンバーと呼ばれるようになったようです。そうそう1956年当初に発表された論文では短期記憶できる数は7±2だったみたいですね。

けれど、先ほどお伝えした通り、2001年のネルソン・コーワン氏の研究によって4±1にアップデートされました。直感的にも7±2までイケかと考えると少し多いような気がしますよね。7±2覚えられる自信がない。。。

4±1ならイケそうです!いずれにせよ、ポイントは、人間の短期記憶には限界があるということですね。いっぺんに多くのことは認識できない。確かにそうだなと腹落ちしました。

身近な例で考える。電話番号、郵便番号

人は、情報をかたまりしてとらえますよね。逆に言えば、かたまっていないとツライ。まさに4±1くらいまでが限界に感じます。

電話番号が良い例かもしれませんね。「09012345678」はツライけど「090 – 1234 – 5678」は読みやすい。「09012345678」は11個だけど、「090 – 1234 – 5678」は情報のかたまりとしては3個になります。

同じように郵便番号も「1030027」より「103 – 0027」の方が認識しやすい。「−」の役割ってすごいですね。

”選ばない”という選択

飲食店のランチタイムに、24種類のおすすめメニューがあったら正直選べず、結局お店の人に「おすすめメニューはどれですか?」と聞いてしまうかもしれません(笑)

それでも、飲食店で実際に着席している状態なら、何かしらは選ぶとは思いますが、これがスーパーにあるおすすめ缶詰24選コーナーだったら、決断できず”選ばない”という選択をする可能性が高いと思います。

ネット予約ページは、実際に飲食店で着席していている状態ではないので、後者のスーパーに近いと思うんですね。つまり、メニュー数が多すぎると、どれを選んで良いかわからず”選ばない”という選択をしてしまう可能性が高いと考えました。

予約ページのメニュー数を5つまで!

このような経緯から、ネット予約ページの初期表示のメニュー数は、5つまでに絞らせていただいています。これからも「ネット予約ができる機能」ではなく「スムーズな予約体験」が実現できるように、工夫をしていきたいと思います!

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