オーストラリア・ノーザンテリトリー州のコロナ隔離施設レポート
2021年10月17日当時、私たちはノーザンテリトリー州のコロナ隔離施設に滞在していました。その時の記事です。
いま現在、コロナ隔離施設として専用施設があるのははここ、ノーザンテリトリーのみ。
※他州の場合は既存のホテルが隔離施設として利用されています。
常に防護服のスタッフがうろうろしており、
最初はこの物々しい雰囲気に圧倒されてしまいました(笑)
14日間過ごさなければいけない隔離生活、
今日でちょうど折り返し地点となりましたので
簡単にレポートしてみたいと思います!
ノーザンテリトリー・ホワードスプリングスの隔離施設に滞在中!
様々な準備を経て降り立ったダーウィン空港。
飛行機を降りて空港内に入ったところで早速“入州審査”がありました。
※現在シドニーからダーウィンに入るのは、事前に入州許可を得た人のみとなっています。
事前に申請し、用意した
・入州免除許可レター
・ボーダーエントリーフォーム
を提出しました。
そして無事に入州。
しかしここで自由の身にはなれません。
「隔離施設行きコーナー」によけられます。
ここでQuarantine Registration formが配られ、記入。
名前や連絡先、アレルギーの有無や飲薬などの項目がありました。
その後、係員に誘導されて荷物受け取りエリアへ。
荷物受け取り後、再び係員に誘導されて大型観光バスに乗り込みました。
意外と快適?ホワードスプリングス隔離施設の内部
ダーウィン空港からバスで走ること30分。
Howard Springsという街に到着しました。
下車後、早速検温があり、それぞれ部屋に案内されます。
検温時、一家そろって37度台を叩き出したので若干焦りました💦
しかし周りの様子を聞いているとほとんどの方が37度台…
それだけダーウィンが暑いということなんだと思います!!
バスから降り、やっとダーウィンの気候を感じる事ができましたが
むわっとして、やはり東南アジア寄りの熱帯気候だと感じます。
日本の夏を思い出しました。
私たちは寒いのが苦手なので、この気候はテンションが上がります!!
隔離施設はどうやら全て同じサイズのコンテナで作られているようで、
私たちは3つの部屋を割り振られました。
部屋は1人用で、すべて同じ大きさ、間取りで作られているようです。
シングルベッドがひとつ、テレビ、エアコン、小さな冷蔵庫とケトルがついています。
wifiありなのも嬉しいポイント。
テラスがあるのも嬉しいです。
他州のホテルの中には、窓すら開けられないところがあるようですので…。
ひとつのコンテナで4つの部屋が作られています。
わたしたち一家で3部屋使っているのですが、今の所残りのひと部屋はだれも入っていません。
足音がかなり響くので、家族以外の誰かが入ったら
かなり気にする必要がありそうです…。
食事は主にアジア料理。ダーウィンは食事もアジア寄り?
こちら、施設内にキッチンは一切無いので
料理をすることはできません。
1日3食たーっぷりの食事を支給されるのですが
それが意外にもアジア料理が多いのです。
インド料理がいちばん多いかな。
味も悪くありません! ※ラム大好きなのにここで出てくるラムは臭くて食べられない…ごめんなさい。
ポークとビーフの料理は出ないと施設案内に書いてありましたので
肉はラム、ダック、チキンといった感じです。
あとはたまに、魚料理。
料理が三食、自動的に出てくるのが快適すぎるのは内緒です。
他に必要品があれば、地元のColesなどでオンラインショッピングが可能。
14日間の隔離生活、ストレスに負けないようゆったりまったりやってます。
隔離生活を送る人の中には、精神的な助けが必要になる人もいるようです。
それぐらい追い詰められてしまう隔離生活。
私たちも隔離生活中は適度な運動を日課にし、
あとは各自ストレスを溜めないようにまったりと、
思い思いに過ごしています。
あと1週間、何事もなく無事に終わりますように。