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ジブン株式会社の貸借対照表/ジブン株式会社BS/11月課題#1-2

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?今回は、11月のジブン株式会社BSの財務・お金の管理法の課題#1-2 財務3表のうち貸借対照表について記事にします。また、それをジブン株式会社経営に当てはめて考えてみます。

貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう、Balance Sheet)は、企業や個人の財務状態を「資産」「負債」「純資産」の3つの観点から示す重要な財務表です。基本的なポイントを解説します。



貸借対照表について

1. 貸借対照表の目的

貸借対照表は、「ある時点での財政状態」を可視化するために作成されます。会社や個人がどれだけの資産を持ち、どのような負債があり、純資産がどれくらいあるかが一目でわかります。

2. 貸借対照表の構成要素(資産、負債、純資産)

貸借対照表は、以下の3つの要素で構成されています。

資産 (Assets) 資産は「企業や個人が持っている価値あるもの」を指します。具体的には以下のような項目が含まれます。

  • 現金・預金:手元の現金や銀行の預金。

  • 売掛金:取引先などから未回収の代金。

  • 有形資産:建物、土地、機械、車などの物理的な財産。

  • 無形資産:特許や商標、ブランドなどの目に見えない価値。

負債 (Liabilities) 負債は「他者に返済義務があるもの」、つまり借金や債務です。以下の項目が含まれます。

  • 買掛金:仕入れ先などに対する未払い金。

  • 借入金:銀行などからの借り入れ。

  • 未払費用:給料、税金、利息などの支払い義務があるが、まだ支払っていない費用。

純資産 (Equity Capital / Net Assets) 純資産は「資産から負債を引いたもの」で、企業や個人の「自己資本」に相当します。

  • 資本金:設立時や増資時に出資された資本。

  • 利益剰余金:過去から現在までの利益の積み上げ。個人であれば、貯蓄に近いイメージです。株や債券、投資信託の利益もあります。


3. 貸借対照表の基本構造

貸借対照表の基本構造は以下のようになります。

資産=負債+純資産

この構造は「貸借一致の原則」とも呼ばれ、資産の総額は負債と純資産の合計と常に一致します(表紙のイメージ)。この一致があることで、財務上のバランスがとれていることが示されます。


4. 貸借対照表の役割

貸借対照表には以下のような役割があります。

  • 財務状態の把握:資産や負債の総額がわかり、財務健全性を判断する材料になります。

  • 経営戦略の立案:資産の構成や負債の比率から、今後の投資や負債返済計画を立てるのに役立ちます。

  • 資金調達の判断:資産と負債の比率を分析することで、資金調達が必要かどうかを判断できます。


5. 貸借対照表の活用方法

例えば、資産の一部を新しい投資に振り向けたり、負債を返済して純資産を増加させたりする戦略を立てることができます。


そこで、この貸借対照表をジブン株式会社経営に当てはめて考えてみます。そして、3つの要素である資産、負債、純資産と、Balance Sheetを大きくする効果のある投資について考えてみます。また、自分自身のこれまでの人生経験に基づいて、貸借対照表のそれぞれの要素のうち特筆すべき項目について⇒にてコメントします。

ジブン株式会社の資産、負債、純資産、投資

(1). 資産(Assets)

  • 現金・流動資産:今持っている貯金やすぐに使える資金、個人の流動性を示す資産。

  • 自己投資によるスキル:これまでの教育や経験、身につけたスキルも資産に含まれます。語学スキルや専門知識、リーダーシップ、対人能力などが該当します。

  • 人脈・信頼:仕事や個人のつながり、友人や同僚との信頼関係も無形資産として非常に重要です。

  • 健康:身体的・精神的な健康も「ジブン株式会社」における資産の一部と捉えることができます。健康があることで仕事や家庭生活を支える基盤となります。
    経験やスキル:海外での経験、語学の習得、異文化理解を通して培った視野の広さが資産と考えられます。また自己のスキルや知識の獲得を通して得た「知的資本」もあると思います。
    人間関係:日本各地や海外で築いた人脈も、人生における重要な資産です。

(2). 負債(Liabilities)

  • 経済的負債:例えば住宅ローンや車のローン、その他の借入金がこれに該当します。(のちに触れますが教育費も大きな経済的負債と言えます)

  • 精神的・心理的負債:ストレスや過去の失敗に対する不安、自己評価の低さが長期的に負債のように影響を与えることもあります。

  • 時間的負債:過度の仕事や家庭の義務で自分の自由な時間が不足している場合、それは精神的な負担や個人の成長に制約を与える負債となり得ます。
    精神的負担:東日本大震災での被災経験や過労による心身の病みが、個人的な負債となるかもしれません。今は負債を返済していますが。

(3). 純資産(Net Assets)

  • 自己価値の積み上げ:過去の成功体験や自信、自己の達成感がここに含まれます。

  • 習得したスキルと経験:専門的な知識やキャリアで得た経験を通じた価値。

  • 社会への貢献度:家族やコミュニティ、職場での役割を通じて社会に貢献していることも純資産と考えられます。
    自己の価値観と使命感:震災や病気を経て得た「自分の人生を自由に生きる」という価値観が、純資産としての自己の核を形成しています。

(4). 投資(Investments)

  • 自己投資:新しいスキルや知識を身につけるための教育、セミナー、資格取得などが該当します。

  • 健康への投資:フィットネスや栄養、メンタルケアなど、自分の健康を維持・向上させるための投資です。

  • 人間関係への投資:家族や友人との時間を大切にすることや、信頼関係を築くための行動も投資です。

  • 時間の投資:自分の好きなことや価値観に沿った活動に時間を割くことも投資の一環です。
    自己投資:英語やスキルの向上、子どもと共に海外旅行する経験を積むなど、将来的な成長や価値向上を見据えた投資をしたと考えられます。

(5). 子育て掛かる費用について

 私たちの場合、3人の子どもがいるため、ジブン株式会社ホールディングスとして費用の多くを占めます。この費用について、資産・負債・投資の3点から考えてみました。
資産:子どもと過ごす時間や家族の絆を深めることが「無形資産」としての価値があります。
負債:教育費や生活費は短期的には家計の負債となりうるものの、計画的に管理することで自由度のある生活が可能です。
投資:子どもが成長して自立するためのスキルや知識を得られるよう、教育費を投資として考えます。

いかがでしたでしょうか?今回、このように取りまとめてみたことにより、別の角度から自分自身を見つめ直すきっかけになったように思います。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。


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かぁしぃ
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