見出し画像

ジブン株式会社:マーケティングミックス(4P)を考えてみる[ジブン株式会社経営のすゝめ : 07 ]

おはようございます。今回は、自分自身を会社と捉えた"ジブン株式会社"についての7回目、マーケティング戦略についてのお話になります。木下斉さんのVoicyを参考にし、伝統的なマーケティング分析手法である4Pを用いて、ジブン株式会社について考えます。

4Pはマーケティングの基本的なフレームワークで製品の市場戦略を立てる際に考慮すべき4つの要素を指します。4Pは、WHO(誰)にWHAT(何)をHOW(どのように)売るかという時の、このHOWを整理したものとしてよく参照されています。

マーケターとして日本で最も有名な一人である森岡 毅さんの著書"USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門"から4P-マーケティングミックスについて纏められたものを以下に抜粋させて頂きます。

端的にいうと、"(物やサービスを)どうやって売るのか?"ということになります。

森岡 毅さんの著書"USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
成功を引き寄せるマーケティング入門"より

そして、この4Pフレームワークを個人のマーケティング戦略に応用してみます。会社員である私個人の場合は労働契約している企業への売り込み、あるいは副業や転職先への売り込みに相当すると捉え、4Pの各項目について以下のように考えることができます。例によってChat GPTさんに項目をまとめて頂きました。


1. Product(製品)- ジブン自身

  • スキルと能力: あなたの特技、教育、経験、専門知識。
    ⇒マーケティング、営業、海外取引、貿易といったスキル。経験。

  • パーソナリティ: あなたの性格、個性、行動様式。
    ⇒目的達成のために、割とコツコツと進められる。ストレングスファインダー:規律性、最上思考、収集心、内省、目標志向。

  • 外見: プロフェッショナルな外見、スタイル、自己表現。
    ⇒ここはあまり自身がない部分ですが、顧客に対する発言や身なりには気を付けています。

  • 成果と実績: 達成した目標、プロジェクトでの貢献、受賞歴。
    ⇒いくつかのプロジェクトの完了。社内での賞的なもの。ただし、これらは他企業でほとんど役に立たないと考えています。経験知的なものが他でも有効と思われます。

  • 全体としては、SWOT分析やブルーオーシャン戦略の記事で触れたように、従来の競争が激しい市場やキャリアパスから離れ、独自の価値を持つことが重要と考えています。

2. Price(価格)- 自身の価値

  • 給与の期待値: スキルや経験に基づく給与の期待。
    ⇒生活が出来、不満のない程度頂いている。ただし今後同程度の収入を確保したり、これからの日本経済のインフレに対応したりできる程度の上昇という点では検討が必要。そのため、更なるスキルアップや副業等について考える。

  • 価値提案: あなたが提供する独自の価値、なぜあなたがその分野やポジションに適しているか。
    ⇒現時点で自分と同等のスキルをもった人が社内にあまりいないため。

  • 交渉スキル: 給与や条件の交渉能力。
    ⇒実績を上げた場合には更なる条件アップの交渉が可能となる。
     給与上昇もさることながら、勤務時間短縮や休暇取得も重要。

3. Place(場所)- 活動の場

  • 職業領域: どの分野や業界で活動するか。
    ⇒海外マーケティング、海外営業担当業務のほか、海外子会社への出向や海外企業とのM&A。
    ⇒これまでの経験や知識を外国人スタッフに伝えて教育し、業容拡大につなげる。
    ⇒これまでの経験、知識を必要とする方に提供、販売する(Note等)。
    ⇒地方の中小企業の海外展開、インバンド需要取り込みに携わる。
    ⇒海外企業の日本投資事業に携わる。

  • 地理的位置: 希望する勤務地、リモートワークの可否。
    ⇒当面は東京近郊を拠点として、海外への出張で対応する。
     移動が多いため、効率を考えてリモートワークも活用する。

  • ネットワーク: 業界内外での関係構築、人脈。
    ⇒業界内に長くいるのでその関係の人脈は多い。
     業界外での人脈は少ないが、VoicyでのコメントやNoteでの発信により緩やかなつながりが形成されていくのを感じます。

  • 現在会社員として労働契約している企業とだけでなく、その他でも活動の場を設けられるようにしていきたいと考えています。

4. Promotion(プロモーション)- 自己宣伝

  • パーソナルブランディング: あなた自身のブランドの構築と管理。
    ⇒このジブン株式会社経営の考え方が自身のブランド形成に役立っていると感じています。

  • コミュニケーション: 面接、ネットワーキングイベント、SNSでの表現。
    ⇒Noteでの発信。

  • 履歴書とオンラインプロファイル: 効果的な履歴書、LinkedInなどのプロファイルの活用。
    ⇒Linkedinのプロフィールを充実させる。

  • マーケティングチャネル: 使用するプラットフォームやメディア戦略。
    ⇒ジブン発信の方法について今後も検討していく。

個人に対する4Pアプローチは、自己ブランディングとキャリア構築のための戦略的な考え方を提供し、市場での競争力を高めるのに役立つと考えます。今後も定期的に見直して、ブランディングと複数のキャリア構築に役立てていきたいと考えています。

最後までお読み頂きありがとうございました。何か参考になることがありましたら幸いです。みなさんの4P分析を用いてのご感想などありましたらご教示いただけますと幸いです。

(追伸)
森岡毅さんの本は3-4冊拝読しましたが、マーケティングを学ぶのに非常に分かりやすく、また森岡毅さんのマーケティングにかける思いが強く伝わってきてお薦めです。なお、私はこの本を読んで大いに感化され、翌年の夏休みに子どもとUSJに行ったことは言うまでもありません(笑)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?