スバル•NEW SUVと銘打って登場したクロストレック。その中身は、既存車種であるXVの後継モデルでした。発売前の特別展示にて見られた内外装のレビューをお届けします。
今回はショールームに並んでいたXVと部分比較をしながら、進化を追っていきます。
スバルのデザインコンセプト｢BOULDER｣が投入されたデザイン。大型のヘキサゴングリル、エッジが効いてシャープさが際立つエクステリア。
2台を比較すると、クロストレックは全体的にスポーティさとエネルギッシュさが感じられます。全体的なディメンションは変わらない為、フルモデルチェンジというよりはアップデートと思ってしまいます。
つり目気味になったヘッドライトに、ヘキサゴン造形が斬新な大型グリルが特徴的なフロントフェイス。
クロストレックでは、フォグライトガーニッシュが牙の様にも見え。なんともアグレッシブな顔付きになりましたね。
アクティブイメージを強めるフェンダーガーニッシュも、大型化されています。さらにアウトレットまで追加されている点がGOOD
斜め後方からのビューがこちら。外装に使われているすべての樹脂パーツの表面には、空力対策のシボ加工が施されています。
ライト内側までガーニッシュが含まれ、ユニット自体がコの字を形成しています。
先に述べたテールランプに加えて、リアサイドガーニッシュの形状が刷新されています。
フロント内装の比較画像。ムダを省いた水平基調のインパネに、大型化したエアコンアウトレット。その他変更もありますが、基本設計はほぼ同一なのは確かではないでしょうか。
他車種でもそうですが、やはり11.6ディスプレイの存在感が大きいですね。
人は乗れるけど、車格的にも決して広さは無いリアスペース。ファミリーユースには厳しいかな。
身長183センチの筆者が乗り込んだ際の、リア席の足元。あまり余裕が無いです。
同様に、リア席の頭上は指4本分。XVのリア席は初めて座りましたが、これほどキチキチとは泣
広大では無くとも、普段使いの範囲では必要十分と思われるラゲッジスペース。
リア席を倒した際のラゲッジがこちら。運転時の取り回しの良さが優先されるボディサイズの為、大きい荷物の積載時はリア席を倒して対応となるでしょう。
今回のクロストレックでは、STIパーツも存在します。剛性パーツメインで、外観上はリアスポイラー&マフラーのみの変更となります。