大人も羨む!?クルマ好き・スポーツカー好きも唸るチャイルドシート2選
小さいお子さんを乗せて、安全に車移動を楽しむ為には必須アイテムとなるチャイルドシート。各種メーカー・ブランドから多種多様なモデルがリリースされているだけに、親の身としては吟味するのも一苦労と言う方々も居るのではなかろうか?(その時間も楽しめる心の余裕が大事!と、筆者は考えているのだか)
そこで今回はクルマ好きユーザーへ向けて、ぜひオススメしたいチャイルドシートを2種類ご紹介する記事をお届けする。
掲載画像引用元:株式会社カーメイト,アルツァーナジャパン株式会社,リーマン株式会社
◾️先に知っておこう「ISOFIX」
チャイルドシートを選ぶ時に、必ず知っておいてほしい知識の一つとして「ISOFIX(アイソフィックス」がある。簡単に説明すると、チャイルドシートから伸びたコネクタと車体側の金具を使用し、チャイルドシートを固定する技術だ。
従来型と言えるシートベルトを通して固定する方式では、取り付けが複雑だったり、ガッチリ固定したつもりでも子供が乗り込むとグラついたりと、不安要素が多かった。
それを解消したのがISOFIX。取り付けも早く、車体に金具固定となる為、安定感も増す。デメリットとしてはISOFIX対応品の方が、非対応品に比べて値が張るといったところだろう。しかし、用途面でのメリットを考慮すれば、選択する価値は大いにある。
使用する車側は、2012年7月以降に発売されている車にはISOFIX固定金具の取り付けが義務化されている。一部車両では、それ以前の年式車にも固定金具が装着されている。
先にISOFIXを説明した理由は、筆者自身の失敗体験から。ベビー用品店でチャイルドシートを吟味する際に、度々ISOFIXの文字は見かけてはいたものの。
「海外の適合規格かな?」
「全てに付いてる訳でもないし、気にしなくても大丈夫だろう。」
と、全く調べずにやり過ごしてしまった。
そして機能・デザインも夫婦好み、且つ予算に見合った"ISOFIX無し"のチャイルドシートを購入後に、前述してある機能面を理解して大いに反省したのだ(・ω-`;)
余談だが、筆者の愛車は2009年式スバル・レガシィツーリングワゴンなのだが。リア席を改めて見ると…
ISOFIXにバッチリ対応していた(泣)
ダブルショック(;´゚∀゚`)
な・の・で、これからチャイルドシートを検討する新パパ・新ママ達に、同じドジを踏んで欲しくない願いを込めて冒頭に伝えておきたかったのだ。
◾️オススメ①ドイツが生んだスポーツシートの王道「RECARO」
車好きに関わらず目にした事はあるのではないか「RECARO」の文字。その正体は、ドイツ発祥・世界初のカーシート専門メーカーである。
人間工学を取り入れて製造されるスポーツシートは世界中で大好評を得ており。日本車においても、スポーツカーなどでは純正シートでRECARO製シートを取り入れているメーカーもある。今では車のみならず、旅客機や鉄道、スタジアムのベンチ・観客席の座席、ゲーミングチェアなどなど。幅広い分野で使用されている。
そんなRECAROが発売しているチャイルドシートは、各ベビー用品店でも取り扱われているので見た事がある人もいるのではなかろうか⁇ 新生児から使用出来るシリーズ・SALIAを見てみよう。
・SALIA(サリア)
新生児〜4歳頃(40cm〜105cm,0〜18kg)まで対応可能であり、乗り降りの際に助かる360度回転も対応のチャイルドシート。もしもの衝突事故、側面からの衝撃を緩和してくれる側面保護機構も備わる。座り心地も、RECAROならではのサポート性の良さが伺えるだろう。
180°回転時の状態
側面保護機能(ASP)
また、シートに刺繍されている「RECARO」ロゴがスポーティさを醸し出し、座る子供はもちろん、車内に積んでいる状態でもスポーツカー好きは気にいるアイテムではなかろうか。
ホールド性の高さが伺えるスポーティデザイン
ビジュアル&使い勝手の良さに、安全性能も有するRECARO・SALIAは3種類が展開されている。
ベーシックとなるSALIA。サンシェードキャノピーが標準装備となり、ベルトにもロゴ刺繍が追加となるSALIA J。そしてベビーキャリアが備わり、別売りのベビーカーとドッキングしても使用可能なSALIA Elite。尚、SALIAはティールグリーンとスポーティレッド。JとEliteはブラックのみのカラー展開となるが、シックな雰囲気なのも良いと筆者は思う。
SALIA(¥60,500)
SALIA J(¥66,000)
SALIA Elite(¥88,000)
※()金額は2021年10月現在のAmazon価格
◾️オススメ②メイド・イン・ジャパン品質。ファン熱望アイテムが遂に登場っ!「BRID」
愛知県に本社を持つ人気スポーツシートメーカー「BRID」。その人気を支えるのは過酷な保安基準をクリアした確かな安全性と、職人の手により作り上げられる高品質。また様々なユーザーに対応する為、スポーツシートは300アイテム以上あるというユーザーに寄り添った幅広い商品展開だろう。
また、その高品質と安全性は世界でも認められ。国産シートメーカーで初となるFIA(国際自動車連盟)から公認を受けたのもスゴイっ!モータースポーツシーンのトップドライバー達にも長年支持されているのも納得だ。
そして、今年で創立30周年となるBRID。
アニバーサリーイヤーに遂に発売となったのが、自社初のチャイルドシート。過去にもユーザーから熱烈な要望があった為、一度は開発を開始したものの難航し、開発を断念したらしい。しかし今回発売となったアイテムは、同じく愛知県に社を置くチャイルドシートメーカー・LEAMANとコラボした意欲作だ。
・BRIDE Konforte ISOFIX
(メーカー希望小売価格 ¥66,000)
新生児〜4歳頃(40cm〜105cm,0〜18kg)まで対応可能であり、乗り降りの際に助かる360度回転も対応。簡単な操作感、ダブルクッションによる確実な衝撃吸収、標準装備となるサンシェード。レーシングイメージ。そして、国産の高品質。内容的には前述したRECAROのSALIA Jと類似しているところもあるが。
ベルトカバーはブラックとレッドの2種類
元からBRIDシートを好み方や、定番のRECAROとは違うアイテムを求める方、国産品にこだわる方などなど。選択肢の1つとしても必要十分なスペックは有していると言えるだろう。
◾️予算とも相談しながら、吟味の時間も楽しみながら
いかがだったろうか??今回はクルマに関連するメーカーのチャイルドシートを2点ご紹介した。
どちらも車載シートを専門としているだけに、子供の座り心地やシート自体の高品質、そして保安基準を満たしているので、確かな安全性があるのがアドバンテージと言えるだろう。その結果、比較的に高価になってしまうのも、正直なところだ。
しかしベビー用品店には、まだまだチャイルドシートのメーカー・種類が沢山ある。他メーカーのアイテムも吟味しながら、納得のいく一品を是非見つけてほしい。
この記事が、少しでも参考になってくれれば幸いだ。