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ファン必見!STIサーキットドライブで、気軽にサーキットを初体験

11月23日に筑波サーキット1000(TC1000)にて開催された、STIサーキットドライブRd.2筑波に参加してきた。
このイベントは普段使用しているスバル車でサーキット体験を、より気軽に楽しんでもらおうとSTIが毎年開催しているイベント。
さらにプロドライバーやスバルに馴染みのあるゲストが参加されたり、さらにはデモカーの展示など。
スバルファン•STIファンにはたまらないイベントでもある。
実際に参加してみて、筆者が実際に感じたこのイベントの魅力をお伝えしていこう。

魅力①いつも乗ってる愛車で、お手軽サーキット体験をっ!

このイベントは「車検を通っている=ナンバー付き」のスバル車を所有している人なら、スバルの車種•サーキット経験問わずに申し込む事が出来る。

「走らせてこそ良さが分かる、スバル」と喩えられるように、サーキット走行を通して普段使用しているスバル車の新たな魅力•スポーツドラビングの楽しさをユーザーに感じてもらおうという目的で開催されている。

筆者も過去にジムカーナを経験した事はあるが、複数台で走るサーキットの走行会は未経験だった。
しかし全長の短いミニサーキットである事と、経験&車種を考慮したカテゴリークラス分けのおかげもあり。初参加ながらTC1000での走りを存分に楽しむ事が出来た。

ナンバー付きスバル車であればOKという事で
スポーツカーカテゴリーのWRXやBRZのみならず。
レヴォーグやフォレスター、軽自動車のR1やサンバーなど。
年式も車格もバラエティ豊かな参加車両。
筆者の愛車•レガシィツーリングワゴンts。
参加者はサーキット経験回数に応じて
上級〜中級〜初級•未経験とカテゴリーが分類される。
さらに車種に応じて走行クラス(走行枠)が組まれるので
車の性能差を気にしていた筆者も、一安心であった。
(レヴォーグ•レガシィ•エクシーガ•フォレスター•サンバーで走行枠が組まれていた。)
過去に参加したジムカーナは単走なのに対して
走行会は複数台で同時に走る。
追い越し•譲るタイミングなど、当初は不安に思っていたが
初心者は走行前にスタッフから丁寧な説明が受けれる為
安心感を持って当日は走行。
全体の約半分は初心者•未経験クラスであった当イベント。
サーキットでの基本マナーや心得などを聞ける初心者講習。
ゲストによるコースの走り方やコツが聞けるドラテク講習。
その他Q&Aなど。未経験者でもサーキットを安全に楽しむ為のカリキュラムが用意されているのが嬉しい。

魅力②STIレースカーの走りを間近にっ!


当日は実際にレースを走った車両が会場に運び込まれることが、事前に告知されていた。
国内外問わず様々なレースに参戦しているSTIが主催であるからこそ、まさに実現可能な演出だ。
今回のイベントに登場したのは、2022年にドイツ•ニュルブルクリンク24時間レースに参戦した、NBR2022

つい先日、モデルカー付きマガジンも発売されるなど
STIが誇るレーシングカーの1台•NBR2022。
当日は愛車を並べて写真撮影も行えるという
ファンには嬉しい演出もあった。

さらに筆者が驚いたのが、他参加者が走っている走行枠に、まさかのNBR2022がウォームアップ走行を兼ねて乱入というサプライズ。
たまたまサーキットを見ていた時に、突如現れた瞬間は心底シビれたものだ。ウォーム走行とはいえ、明らかなスピードレンジの違う一台が周回を重ねていた。

目の前を通過していくNBR2022。
サプライズ登場の為、同じ走行枠を走っていた参加者も
驚いた事だろう。とても羨ましい体験だ。

③イベントを彩る豪華ゲスト陣


イベント当日には、スバル•STIに関わりの深いゲスト陣も登場。

Rd.2筑波のゲスト&デモカー。

さらに前述したレースカー同様、ゲスト陣とも近い距離でお話する機会があるのも、このイベントの魅力である。

各ゲスト陣のパドックウォークの時間では、運が良ければ愛車をじっくり見てもらえたり。タイミングが合えば、話かけてみるのも良いだろう。

実際に筆者も、スバルファンとして尊敬している自動車ライター(&太田市市議会議員)のマリオ高野さんに愛車を見てもらったり。

個人的に度肝を抜いたのは、各種STIパーツの開発で功績を残し、現STIチーム総監督である辰巳英治さんと、喫煙所で自然と会話できた事だ。思わずサインを求めてしまった笑
(本人曰く、"喫煙所に行けば、俺が居る"らしい)

さらに抽選に当たれば、ゲスト陣の運転による同乗走行を体験する事が出来る。

参加者にはゲスト陣による同乗走行(申し込み抽選制)と
豪華景品も当たるプレゼント抽選が用意されている。

筆者も幸運な事に"世界のアライ"こと、プロラリードライバーの新井敏弘さんの同乗走行に当選!
ラリーカーに乗り込みTC1000を2周体験したが。
積極的に振り回すハンドリングにもしっかり追従するラリーカーの動きの凄さ。それを操る新井選手の神業的なペダルワークに魅入ってしまう、とても貴重な経験となった。

新井選手が持ち込んだのは、ジャパンラリー第7戦より
実戦投入されたばかりのWRX S4 JP4。
現行WRXをベースとした初のラリーカー。

イベントの最後は、ゲスト陣によるデモンストレーション走行で締められた。
その内容はロードカー(WRX S208)•FRスポーツ(BRZ)•ラリーカー(WRX S4 JP4)•レースカー(NBR2022)による、異種格闘技のようなバトル。
最後の最後まで白熱したレースは駆け引きも含めて、とても見応えのあるショーであった。

最終ラップ•最終コーナーまでもつれ込む劇的な展開に。
この4台がレースを繰り広げる様子は
スバルファンとしては目がグギ付けとなる。
良いイベントの締めであった。

STI好きであり、コンプリートカーに乗っているという縁で参加を決めた筆者であったが。
当初はサーキット走行に対して、興味はあるが不安はあるという具合であった。
しかし、いざ参加してみると運営サイドの配慮やイベント全体の雰囲気を通して。サーキット走行を存分に楽しむ事が出来た。
ぜひ来年も参加してみたいと思える素晴らしいイベントを体験出来た事に、とても喜びを感じる。

もしも筆者同様に、スバルファンでありながらサーキット走行にも興味がある読者さんが居るならば。ぜひ参加を検討してみる事を、強くオススメする。
そう断言したくなる程、楽しい一日であった。


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