オープン前のKADOKAWAところざわサクラタウンを訪問 【埼玉県所沢市】
2020年7月4日(土)
2020年11月6日に埼玉県所沢市にグランドオープンする予定の「KADOKAWAところざわサクラタウン」へ行ってきました。
KADOKAWAところざわサクラタウン
オープンはまだ先ですが、敷地内の一部が一昨日から開放されていて入ることが出来ます。
ところざわサクラタウンとは…
日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として、施設自体は2020年4月に竣工しており、現在は11月6日に予定しているグランドオープンに向けて準備を進めているようです。
ところざわサクラタウン概要
建築工事着工:2018年2月1日
開業予定日:2020年8月1日~10月プレオープン期間
2020年11月6日:グランドオープン予定
所在地:埼玉県所沢市東所沢和田三丁目31番地3
土地面積:約40,000㎡、建築面積 約25,000㎡
延床面積:約84,000㎡、高さ39.65m
主要構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造、地上5階、地下2階※M2階含む
施工はスーパーゼネコンの鹿島建設が請け負い、ランドマークとなる角川武蔵野ミュージアム(上記イメージパース左手の建物)の設計は世界的建築家 隈研吾氏が担当している壮々たる施設です。
敷地内散策
一昨日から一部開放されている敷地内を散策。
隣接する東所沢公園側の階段を登ると…
角川武蔵野ミュージアム
右手にさっそくランドマークの角川武蔵野ミュージアムが登場します。
これが隈研吾設計の岩盤をイメージした外壁。ゴツゴツ感が良い感じです。
使われている外装材はいい感じに凹凸があり、クライマーだったら登れそうです。
デザイン性のみを追求したベンチ。夏は熱く、冬は冷たい…これは無いわ。
開放されているのは敷地だけなので、建物内に入ることはできません。角川武蔵野ミュージアム入口から中を覗くとすっからかんでした。
この角川武蔵野ミュージアムは図書館、博物館、美術館、アニメミュージアムなどからなる建物とのことで開館が待ち遠しいですね。
続いてはミュージアムの向かいにある神社を見てみます。
武蔵野坐令和神社
敷地内に何故か神社まで作ってしまったKADOKAWA。神社の名称は武蔵野坐令和神社(読みは「むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ」)で、これまた隈研吾氏が社殿のデザインを担当したようです。名称に元号である『令和』が入っていますが、『令和』の考案者である中西進が命名したとのこと。そして実際に呼ばれるであろう仮称は武蔵野朱雀神社(むさしのすざくじんじゃ)です。
赤く塗られたLアングルで出来た鳥居。チープなり。これもデザイン性重視で神社特有の重厚感がないですね。
うーむスタイリッシュ手水舎。
ミュージアムと同じく神社も中には入れないので、外から眺めるだけです。
その他施設
二つの大ホールから成るジャパンパビリオン。
そしてホテル・オフィス・ショップなどからなる複合施設。
まるでお城みたいなデザインですね!
最上階がホテルになっています。アニメホテルってどんな感じなんでしょうね。気になります。
敷地内を歩いていて気になったのが、床のひび割れ。
結構クラック入ってます。
補修した跡も見受けられますが、お世辞にも綺麗な補修とは言えません。
クラックが目地を跨いでいる事から、カッターを入れる前に入ってしまったのでしょうが、まだグランドオープンすらしていないのに大丈夫なんでしょうか。地盤が悪いのか、はたまた重い建設機械が載ったのか…KADOKAWAと鹿島建設でどういう話し合いをしているのか気になりますね。
千人テラス
千人テラスと呼ばれるところ。まあ、言ってしまえばただのデカい階段です。
この階段に大勢が座ってイベント等を見るのでしょうか… この千人テラスはコロナによりソーシャルディスタンスがうたわれる現在の状況とそぐわなくなってしまいました。タイミングが悪かったですが、こればかりは致し方ありませんね。
以上、オープン前のKADOKAWAところざわサクラタウンでした。オープン前なので人もおらず、ゆっくり散策出来るのは今だけだと思います。JRの東所沢駅から徒歩10分程度と交通の便は良いです。気になった方は訪れてみては如何でしょうか。
後日、夕暮れから夜間のライトアップ時に再訪問
夜だとライトアップされているようなので、後日再訪問してきました。
夕暮れ時
夜間ライトアップ
そして完全に日が落ちてからの撮影。
夜だと足元が暗いので、気を付けないと水場に落ちる可能性があります。
夜は何時までライトアップしてるのか分かりませんので、行かれる際は自己責任でお願いします!
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