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お洒落な小径自転車「ブリヂストン モールトン」とはどんな自転車?
我が家には2台の小径自転車があります。その2台とはブリヂストン社製のモールトンになるのですが、これがなかなかお洒落な自転車なのでご紹介したいと思います。
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同じモールトンですが、緑と黒でタイプが違います。緑が妻用、黒が私用です。
モールトンとはどんな自転車か…
イギリスの技術者🇬🇧アレックス・モールトンが1962年に立ち上げた自身の名を冠する自転車ブランドです。初期モデルはFフレームと呼ばれるフレーム形状を持つ小径車でした。
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その後、1960年代末にモールトンブランドはラレー自転車に売却されます。1990年代に入り、ラレーからパシュレーとブリヂストンの2社にライセンスが供与され、ラレー、パシュレー、ブリヂストンの三社からモールトンが発売されるようになりました。
ラレーとパシュレーのモールトンはトラス構造のフレームをしています。
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対し、ブリヂストンが開発したモールトンは初期型のFフレームを採用した小径車です。
今回ご紹介する我が家のモールトンはブリヂストン製のFフレームのモールトンとなります。
BRIDGESTONE モールトン(非分割フレーム)
まずは私のモールトンからご紹介します。
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ブリヂストン・モールトンのFフレームは真ん中で分割するフレームが特徴的なのですが、私のモールトンは非分割タイプです。色は見ての通りのマットブラック。渋いです。渋カッコいいです。
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ドロップハンドルにバーテープはチネリのゼブラ柄を採用しました。実は巻き方が通常とは逆巻きです。逆巻きの良いところは巻き終わり部分をテープで止める必要がないためスッキリした見た目になるとこです。
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セライタリアのサドルとカーボン柄のボトルケージ。スポーティさが前面に出るようパーツチョイスしています。
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ペダルは競輪用のペダルを開発している三ヶ島ペタル製。トゥクリップ付きです。元々はチネリのMASHと呼ばれるピストに取り付けていましたが、MASHを手放すときにモールトンに移植しました。
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コンポはシマノの105です。
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前述の通りアレックスモールトンはイギリスの技術者なので、ユニオンジャックがフレームに貼ってあります。ブリヂストンモールトンのロゴもシンプルでカッコいいと思います。
BRIDGESTONE モールトン(分割フレーム)
妻のモールトンは分割フレームを採用しています。ブリヂストン製のモールトンはこちらの分割フレームタイプの方がオーソドックスなモデルとなります。
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ちょうどモールトンロゴとブリヂストンロゴの間で分割します。フレームの色はメタリックグリーンです。私のモールトンに無かった泥除けやキャリアなどもフル装備しています。
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ハンドルはフラットバーです。ドロップハンドルよりこっちの方が乗りやすいです。私のモールトンもバーハンドルに変えたいと常々思っています。
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イギリスのブルックス製の革サドル。拘りの逸品です。
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変速機はリアのみ。私のモールトンがドロップハンドルやトゥクリップを付け、泥除けやキャリアなどを排したスポーティさを出しているのに対し、妻のモールトンはフル装備+ブルックスサドルと豪華仕様です。
ブリヂストン・モールトンは20万円以上するので、自転車としては高いですが、トラス構造のアレックス・モールトンはモノによっては軽く100万円以上するので、そちらに比べればまだリーズナブルと言えます。
ブリヂストン モールトン生産終了
さて、そんなブリヂストン モールトンですが、2018年を持って生産終了となってしまいました。
専用の補修部品等も合わせて生産終了となり、今後、補修部品の供給もしなくなるとのこと。せめて補修部品くらい継続して欲しいです。。素晴らしい自転車なだけに残念です。