高幡不動尊の骨董ござれ市に参戦&お参り 【東京都日野市】
2018年3月18日(日)
今日は寒くもなく暑くもない快適な日曜日でした。
そんなお出かけ日和な今日、妻が「骨董市を見に行きたい!」と言い出しました。
ネットで骨董市情報を調べてみると色々と情報がヒットし、その中で気になったのが高幡不動尊の「骨董ござれ市」。昭和63年に始まって以来、毎月第三日曜日に開催される由緒ある骨董市のようです。
関東に住んでいながら、関東三大不動の一つである高幡不動尊にも今まで行ったことがなかったので「骨董市ついでにお参りするか」となり、行ってきた次第です。
家を9時頃出発。途中休憩を挟みつつ下道オンリーで約2時間かけて高幡不動尊に到着しました。
高幡不動尊
初めての骨董市
初めての骨董市ですが、これがまた何というか、もの凄く雑多な感じで、私からすると大半がガラクタにしか見えません。汗(出店されてる方すいません。。)
それらのガラクタならぬ骨董品を妻はしゃがみ込んで物色していました。
しかし、結局ピンと来るものはなかったようで何も買っていませんでした。
まあ、無理に買う必要もないので、とりあえず初の骨董市という雰囲気を味わっただけで良いのではないでしょうか。
骨董市の雰囲気は、だいたい下の写真の通りです。お店を出している人も、見ている客も年齢層はかなり高く、外国人の方もちらほら見受けられました。
さて、骨董市は特に収穫が無かったわけですが、せっかく高幡不動尊まで来たので、ちゃんとお参りはしておくことにします。
歴史ある建造物
高幡不動尊は、正式には高幡山明王院金剛寺と号し、宗派は真言宗智山派別格本山の寺院で本尊は大日如来です。
寺伝によると草創は平安時代に円仁(慈覚大師)が清和天皇の勅願により東関鎮護の霊場を高幡山山上に開いたのが始まりとされ、江戸時代には真言宗関東十一檀林の談義所として多くの学僧を輩出しており、以来「高幡のお不動さん」と呼ばれ人々の信仰を集めています。
毎月28日の縁日になると多くの参詣者で賑わっているようです。
私は車で行ってきたのですが、京王電鉄・多摩都市モノレールの高幡不動駅から歩いて5分程度のところにあり駅からの立地は良いです。
まず目に付く建物として、重要文化財である「仁王門(室町時代)」があります。
そして、同じく重要文化財の「不動堂(鎌倉〜南北朝時代)」
不動堂の背後にそびえる派手な建物が「五重塔」となります。
五重塔は下から地(基礎)・水(塔身)・火(笠)・風(請花)・空(宝珠)からなり、五大思想を示す仏教的な宇宙観を表しているため、神社ではお目にかかることが出来ない建物です。
お札所である「宝輪閣」もなかなかに立派です。
そして総本堂である「大日堂」
江戸時代安永八年の大火で焼失し、長く仮本堂のままだったものを昭和五十七年から五年の歳月をかけて根本改修工事が行われ完成しました。
さらに大日堂と繋がっている「大玄関」
ここからは建造物以外もご紹介していきます。
まずは「大観音像」
なかなか肉感溢れる観音様です。
そして「にこにこ地蔵」
ついでに「梅の花(咲き分けの梅)」
そして最後に「土方歳三像」
何故に土方歳三なのか…
有名な話しですが、土方歳三は武州多摩郡日野宿石田村生まれで、まさに高幡不動尊がある日野は地元なのです。そしてここ高幡山金剛寺は菩提寺でもあります。まさに納得の銅像です。
さて、これにて高幡不動尊巡りは終了となりますが、土方歳三像を見てピンと来ました。そう、日野なら新撰組関係の名所があるのでは…⁈
スマホで探してみたところ、すぐ期待通りのスポットを発見しました。ズバリ「土方歳三資料館」です。まんまですね。
高幡不動尊を後にし、土方歳三資料館へ向かったわけですが、記事が長くなってしまいますので続きは次回書きたいと思います。
高幡不動尊アクセス
所在地:東京都日野市高幡733
TEL:042-591-0032
最寄駅:京王線・多摩都市モノレール高幡不動駅下車 徒歩5分