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建物のエネルギー消費量を大幅に削減 普及に期待がかかるZEBとは?

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技術の進歩に伴って、私たちにとってより身近なところでカーボンニュートラルに関する取り組みが見られるようになってきました。その代表例として、ZEB(ゼブ:ネット・ゼロ・エネルギービル)があげられます。

ここでクイズです!

クイズに挑戦!

2021年10月に閣議決定された「地球温暖化対策計画」において、事務所ビルや商業施設などの建物におけるエネルギー起源のCO2排出量は2013年度比でどの程度削減すると目標設定されたでしょうか?

A. 51%
B. 31%
C. 11% 

本記事では、ZEB(ゼブ:ネット・ゼロ・エネルギービル)についてご紹介します。
最後にクイズの正解も発表するので、ぜひ最後までお読みください。

ZEB (ゼブ:ネット・ゼロ・エネルギービル)とは


ZEBとは、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のこと。
人間が生活を送ったり仕事をしたりする中で、建物でのエネルギー消費を完全に無くすることは不可能です。

そこで、省エネと創エネを組み合わせることで建物のエネルギー消費を正味ゼロにしようというアイデアが誕生しました。

現在は達成状況に応じて「ZEB Ready」「Nearly ZEB」など4段階のシリーズが定義されています。

具体的には、日射遮蔽・昼光利用などでエネルギーの需要自体を減らし、それでも必要となる需要については高効率照明・高効率空調エネルギーなどを活用します。(=省エネ)
さらに、太陽光発電・バイオマス発電などの技術も駆使していきます。(=創エネ)

ZEBにはエネルギー消費量の削減だけでなく、建物のオーナーにとっては資産価値の増加や快適性の向上など、立場によって多様なメリットが存在しているのです。

プランニングの工夫次第で実現可能


一方、ZEBの実現には初期投資が必要であること、また既存建物の場合は長期の改修工事が必要であるなどの課題もあり、プランニングにおいては一定の制約があることも事実です。

そこでこのような課題を解決すべく、国による補助事業も実施されています。実際、国の促進事業を活用した新潟県柏崎市の柏崎海洋センターは改築によるZEBの導入をはかり、省エネ率51%の「ZEB Ready」を達成すべく高効率機器等の活用などを行いました。

まとめ


柏崎海洋センターのように補助事業を積極的に活用した導入事例が増えていくことで、今後ZEB導入への様々なハードルが下がっていくことが期待されているようです。

クイズの正解発表💰

それでは正解発表です!

答えは「A. 51%」

51%削減の目標達成に向けて、建物でのエネルギー消費量を大幅に削減できるZEBの普及が一役買いそうです!

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【参考サイト】
・環境省
 「ZEB PORTAL - ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ゼブ)ポータル ZEBとは?」

・朝日新聞デジタル【SDGs ACTION!】
「ZEB(ゼブ)とは? 定義や種類、メリット、実現の手順を解説」

・三菱電機グループ ZEBソリューション
「ネット・ゼロ・エネルギー・ビルZEBとは?」


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