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【2023年脱炭素トレンド】サプライチェーン排出量削減への期待

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カーボンニュートラルの実現に向け、各国政府主導の取り組みだけでなく、企業レベルでの取り組みへの注目も高まってきています。

ここでクイズです!

クイズに挑戦!

国際的非営利団体CDPによる企業の気候変動課題への取り組み評価において、2021年度最高評価へ選定されたのは、全世界の評価対象12,000社のうち201社でした。
このうち、日本企業は何社にのぼったでしょうか?

A.5社 
B.55社
C.105社 

本記事では、サプライチェーン排出量についてご紹介します。
最後にクイズの正解も発表するので、ぜひ最後までお読みください。

サプライチェーン排出量とは

事業者の原料調達・製造・物流・販売・廃棄などの一連の流れを「サプライチェーン」といいます。
カーボンニュートラル実現のためには、各事業者が排出する温室効果ガスを削減するだけでは決して十分とはいえません。
事業活動に関係するあらゆる所、つまりサプライチェーン全体において排出される温室効果ガスの合計量(=サプライチェーン排出量)を削減する必要があるのです。
このサプライチェーン排出量の削減に取り組む企業が世界的に増えてきています。
サプライチェーン排出量は温室効果ガス(GHG)の国際的基準「GHGプロトコル」において、「Scope(スコープ)」として定義されています。

【Scopeの分類】
●Scope1:事業者自らの直接排出(燃料燃焼や工業プロセスに伴うもの)
●Scope2:エネルギー起源間接排出
(他社から供給される電気や熱等のエネルギー使用に伴うもの)
●Scope3:Scope1・2以外の間接排出

2023年はどうなっていく?

Scope3は事業活動における原材料の調達等の輸配送や製品の使用や廃棄における排出など、関係するすべてのサプライヤーからの温室効果ガスの排出量が含まれます。
2023年はサプライチェーン排出量のうち、このScope3削減の取り組みが世界的に加速することが予測されています。
サプライチェーン上のうち1社でも排出量の削減に成功すれば、そのサプライチェーン上の他の各事業者にとっても自社のサプライチェーン排出量が削減されたということに繋がるからです。また削減対象の特定化や他事業者や取引企業との連携による関係深化といった様々なメリットもあげられています。

まとめ

今回はサプライチェーン排出量についてご紹介しました。
世界的に注目を集めているサプライチェーン排出量の削減は、企業にとっても企業価値や社会的信頼性の向上へつながることが見込まれています。

クイズの正解発表💰

それでは正解発表です!

答えは「B」。
今後さらに多くの国内企業が高評価を得ることを期待したいですが、同時に消費者側にも気候変動問題への取り組みという観点で企業を選ぶ姿勢が求められそうです。

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<参考サイト>
環境省グリーン・バリューチェーンプラットフォーム「サプライチェーン排出量概要資料」
CDP「CDP 気候変動 レポート 2021:日本版」
Economist Impact 「The top 5 sustainability and climate trends to watch in 2023」



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