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身近な取り組みでエネルギー消費の削減可能  ―環境に優しいオフィスづくり―

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オフィスといえば、空調の効いた建物、ズラッと並んだパソコンやコピー機など、エネルギーを消費する機器を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ここでクイズです!

クイズに挑戦!

事務所・ビルにおけるエネルギー使途別の消費内訳で最も多いのはどれでしょうか?

A.エレベータ・エスカレータなどの「動力」
B.空調のための「熱源」
C.照明やOA機器などの「照明・コンセント」

本記事では、環境に優しいオフィスづくりについてご紹介します。
最後にクイズの正解も発表するので、ぜひ最後までお読みください。

オフィスにおけるエネルギー消費の現状

昨今、IT化が進んだゆえにオフィスでも様々な機器の電源を入れっぱなしにしておかなくてはならないことも多くなりました。

その一つ一つは大した電力量ではないとしても、積もり積もれば膨大なエネルギー消費となります。
実際、全てのオフィスの総消費電力の1%を節電するだけでも、家庭約10万世帯が毎日消費する電力と同じ程度のエネルギーを削減することができるといわれているほどです。

そのため、近年ではオフィス建物の断熱性強化照明機器などの効率化といったエネルギー管理の必要性が唱えられています。とりわけ、空調設備の使用が多くなる夏季・冬季は政府もオフィスでの省エネへの取り組みを積極的に呼びかけています。

具体的な取り組み例

オフィス建物の環境や、エネルギー性能を評価・認証・表示して情報共有する取り組みも行われています。

代表的なものとしては、建築物のエネルギー性能に特化したBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)や、総合的な環境性能を評価するCASBEE(建築環境総合性能評価システム)などがあります。
また、様々な工夫により実際にオフィスでの大幅なエネルギー消費削減を達成した例もあります。パナソニック エレクトリックワークス社が保有する広島中町ビル(広島県)では、省エネ性の高い機器への更新、空調熱源機器のオール電化への改修、照明機器のLED化、設備の運用変更などを徹底することで、2020年度のエネルギー消費量を2008年度比から約半減させることに成功しました。

まとめ

このように、決して大掛かりな取り組みでなくても、建物自体の性能を高めたり、目の前のできることからエネルギーを少しでも効率的に使えるように心がけたりすることで、環境に優しいオフィスの普及に繋がりそうですね。

クイズの正解発表💰

それでは正解発表です!

答えは「C.照明やOA機器などの「照明・コンセント」

「照明・コンセント」が36%、次いで「熱源」が26%と続きます。エネルギーの消費実態を的確に把握し、削減すべきものの優先順位を見極めることが大切です。

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【参考サイト】
・環境省 ZEB PORTAL 「建築物のエネルギー消費状況
・環境省 ZEB PORTAL 「評価・認証・表示制度
・経済産業 資源エネルギー庁 「オフィスでも省エネに取り組みましょう
・経済産業 資源エネルギー庁 「夏季の省エネルギーの取組について
・URAGAWA Knowledge @パナソニック 
徹底的に省エネを追求した、環境にも働く人にも優しいオフィスとは


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