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<増加する気候テック投資> 進化し続ける注目技術とは

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これまでカーボンニュートラル実現に向けた様々な技術や政策をご紹介してきましたが、今もなお世界中であらゆる角度から新しい技術が日々開発され続けています。

ここでクイズです!

クイズに挑戦!

2020年下半期~2021年上半期、ベンチャーキャピタルが気候変動関連スタートアップへ行った投資額が最も多かったのはどの国・地域だったでしょうか?

A. 欧州
B. 米国
C. 中国

本記事ではカーボンニュートラルに向けた注目技術についてご紹介します。
最後にクイズの正解も発表するので、ぜひ最後までお読みください。

気候テックへの投資が増加


カーボンニュートラル実現に向けた世界的な関心の高まりを受け、CO2回収や再利用、低炭素材料、希少資源の有効活用など、エネルギー消費効率向上や低炭素化社会実現へ向けた様々な技術開発へ注力する企業も増えています。
このような地球温暖化の課題解決に向けた技術、いわゆる「気候テック(Climate Tech)に関するスタートアップや企業への投資額も世界的に見て増加しています。
中でも、注目を集めているのはコンクリート関連におけるCO2削減技術(※次回記事で詳しくご紹介予定)で、投資額も多くなっています。

CO2量をより明確に可視化する技術も


この他にも、これまでのようなCO2の削減をゴールにすえた技術開発のみならず、従来とは少し異なる視点から気候変動問題へアプローチする技術も生み出されています。
そのひとつが、CO2の排出・吸収量などを測る技術です。

以下はいずれも米国の気候テック企業ですが、カーボンニュートラルに向けた注目技術として関心が寄せられています。

ペルセホニ(Persefoni):商品・サービスの原材料調達~廃棄・リサイクルに至るCO2排出量を計測
パチャマ(Pachama):CO2吸収源となる森林を衛星で撮影、CO2吸収量を測定 
ペレ二アル(Perennial):土壌の炭素量をAIを用いて計測

まとめ


気候テック関連企業への投資は景気や世界情勢などの影響を受けやすいという指摘もあるため、いかに長期的に資金を得ながら技術開発を行っていけるかという点もポイントといえそうです。

クイズの正解発表💰

それでは正解発表です!

答えは「B. 米国」

次いで欧州、中国と続きますが、投資家も投資先も欧米にかたよっているという現状があります。日本でも少しずつ気候テックスタートアップが生まれてきてはいるものの、遅れをとっている感は否めません。海外スタートアップとの連携や協業に乗り出す国内大手企業も出てきていますので、今後の国内の動向にも注目です!

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【参考サイト】
・PwC Japanグループ「2021年版気候テックの現状
・日本貿易振興機構(ジェトロ)
カーボンニュートラルに挑むスタートアップのいま(世界)
・Business Insider Japan 
気候変動対策ベンチャー『世界トップ100』に日本企業はゼロ。『コンクリート』『見える化』に巨額投資相次ぐ
・日本経済新聞 「気候対策テック、米国で急成長 ユニコーン80社超
・日本経済新聞 
シンガポールのテマセク、脱炭素に照準 スタートアップ投資に新たな柱


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