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2016年にはなかった言葉
嘘かほんとかわかんないツイッターで見た
ドイツ語には懐かしいって単語がないから
ドイツ人留学生が日本語で懐かしいって単語を学んだとき、初めてその感情を1単語で表せた
ってのを見て思い出したことがある
トロントに留学して1ヶ月ぐらい経ったとき
ホームステイしてる家の周りを散歩してみようと耳にipodして歩いてた
学校終わり16時とか17時の夕焼けがすごくすごく飛び込んできて、真っ赤で、日本の夕焼けともまた違う赤色でキレイ
そのときシャッフルで流れてきたのはチャットモンチーの「染まるよ」
染まるよはそのとき初めてきいた のに
その初めてみた夕焼けの色と
初めてきいた染まるよの音楽が合いすぎてて
人生で初めて経験する気持ちで心の中がいっぱいになった
なんともなんとも今知ってる言葉では
絶妙に表現できない、
説明するならせつない?ともちょっと違うし今にも泣きそうなんだけど悲しいとも違う
他人にはどうしても伝えることのできない感情を経験した
それから3年
2019年のいま、それを言葉で表そうとすると
あの感情は エモい だったと思う
それも最大級のエモい体験だったな
2016年にはなかった言葉
言葉と感情は繋がってるから
言語が増えると感情も増えるのかも