匝瑳市長岡・大浦 笠で病を払う大神
長岡地区
東福寺
真言宗の寺院。付近は飯高檀林の影響で日蓮宗寺院が多く、真言宗寺院も改宗しているので宗派そのままなのは珍しい。
星宮神社
大浦地区
氏神?
謎の木祠。Googleマップに登録されていたのでとりあえず行ってみたものの、思い返すと入っていい場所だったのかもちょっと自信がない。
自販機群
蓮花寺
僧侶の弘智法印は大浦で生まれこの寺院で修行し、最期は新潟県の西生寺で即身仏となった。弘知法印御伝記という浄瑠璃の演目になるくらいには有名だそう。
浄瑠璃としての弘智法印。出身が新潟だったり魔王が出てきたり色々脚色されている模様。
大浦大明神
瘡大神
編笠を奉納して病の治癒を願う一風変わった神社。疱瘡(ほうそう)の瘡はかさと読むため、同じ読みの笠で験担ぎをしていると思われる。
お堂
庚申塔
庚申塔はそこら中にあるので作り手の個性が如実に現れるが、アシンメトリーなものは滅多にない。さらにたいていの庚申塔がそこまでやらないレベルでさまざまな要素が全部乗せされているため見ていて楽しい。
日輪と月輪:雲に浮かぶ日月。
青面金剛:主役。
ショケラ:三尸。こいつが天にいくのを青面金剛が阻止している。
邪鬼:青面金剛に踏まれてるやつ。隣の棒を持ってるのもこれかも。
三猿:見猿聞か猿言わ猿。
二童子:青面金剛に侍る。
酉:夜通し行われる庚申講では朝を告げる鶏にも役割があった。
笠の人物:屋根に相当する部材に彫られた人物。右のは毘沙門天に見え、左は馬を従えている。
庚申石:正式名称はわからないが、無数に奉納された丸石。
観音堂
歩道のないやや危険な道にあるお堂。お参りの時は丸石を持ち帰り、イボが治ったら二つにして返す。
星宮神社
薬師堂
行った日 : 2023/06/04