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勝浦市・大多喜町で彼岸花めぐり

電車とバスを駆使して彼岸花の名所を散策した記録。

茂原駅〜大多喜駅

JR外房線茂原駅からいすみ鉄道大多喜駅へ。この路線では大多喜駅への最寄りバス停、夷隅支庁前で下車。時間的には大原からいすみ鉄道に乗っても良いが、こっちの方が早くて安くて空いている。

バス停と市街地
数分で大多喜駅へ

駅前の観光協会には土産屋や椅子、トイレがある。ここから勝浦駅行きのバスが出ている。土産屋にはオーソドックスなものからハーブガーデンのクッキー、地元いちじく農家のパウンドケーキなども置いてある。

広くてきれい
郷土史好き向けのコアな冊子もあった

大多喜駅〜芳賀バス停

バスの左手側に赤い絨毯が見えたら下車。最寄りは芳賀バス停。

遠くからでも群生する彼岸花が見える

妙満寺

国道からもよく見えるのでふらっと観光するのにちょうどいい彼岸花スポット。

道は細いが自家用車も多い
「南無妙法蓮華経」と刻まれた石の塔と彼岸花
本堂
本堂脇の群生スペース

松野屋

妙満寺から徒歩30分。勝浦タンタンメンの人気店で、YouTubeやテレビで紹介されるたびに行列ができるらしい。閉店は19時だがスープがなくなると終了するため難易度が高いが、運良く待たずに入店できた。

懐かしい店構え
勝浦タンタンメン大盛りとライス

熊野神社

単純な彼岸花めぐりならここでさっき乗ったバスを使って大多喜駅に引き返しても良いが、せっかくなので寄り道。松野屋がある市街地から川を挟んだ集落へ。

むせかえるような緑に苔や土の香りが充満している

妙提寺・八幡神社

熊野神社から峠を一つ越えて市野川集落へ。アクセスが悪くマイナーだがここにも彼岸花の名所がある。ここは彼岸花以外にもアジサイやコスモスを見ながら地域のちょっとしたイベントが行われるとのこと。

道路脇の池の周りに彼岸花が咲き乱れている
蓮と彼岸花が咲く仏教的な光景
八幡神社にも咲いているが、彼岸花は急傾斜が苦手らしくそこそこ倒れていた
狛犬が見下ろす彼岸花
隣の妙提寺にもお参り

深川商店

大多喜〜勝浦のバスには市野川に寄り道するダイヤがあり、これのおかげで旅程に組み込むことができた。

小屋みたいなのが停留所

バス停前にある深川商店には自販機とベンチが用意されていて、たまにロードバイク乗りが休憩に立ち寄るそう。ちなみに店内には菓子パン、お菓子、アイス、オロナミンCがある。

バスが来るまで店主としばし雑談

市野川バス停〜大多喜車庫前バス停

バスで大多喜に引き返し、上総中野行きの電車を待つ。

ローブン大多喜町

バス車庫の隣にあるカフェが気になっていたので入店。いわゆる古民家カフェで、奥の蔵と母屋は宿泊もできる。

大きな丁字路の突き当たりにある目立つ立地

スパイスは大多喜ハーブガーデンのもの、アイスは高秀牧場の牛乳を使用している。地元の味。

アジアンなスパイスの効いたハーブティー
ショコラテリーヌとパンプキンパイ、そしてアイス
奥の庭園と宿泊スペース
池の奥にある氏神
なんと胴羽目彫刻付きだった。題材は不明。
千葉日報に載った店の記事。

大多喜駅〜上総中野駅

駅前にある食堂は食品サンプルの並ぶ趣ある店構えだったが、木造の落ち着いた建物に生まれ変わっていた。

特定外来生物のキョン。

曼珠沙華寺・八幡神社

駅から徒歩20分くらい歩いたところにあるお寺。昔ここで行き倒れた旅人を供養するため、ここの住職が彼岸花を植えたのが始まりと言い伝えられている。

あと1〜2日遅ければ見ごろって感じ
参道の彼岸花
弦状の構造物は左下の井戸水用
隣にある八幡(白山)神社
山道を苔が覆い尽くしている
天気が湿気ると植物が元気になる
鳥居と彼岸花

上総中野駅

いすみ鉄道と小湊鉄道の乗り換えポイントということで場所の割に賑わう駅だが、天気が悪く時間も17時とかだったので静かだった。

駅舎の窓の駅メモコラボ
正面に立っても自分が写り込まない

行った日:2024/09/28

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