仕事に役立つガジェット(テンキー電卓編)

こんにちは。
わたしの仕事は、日常的にPCを使用して文書を作成するのと、たまにExcelを使用して表を作成したりするものです。文書を打ちながら、たまに数字(主に金額)がでてくるので、テンキーがあったほうが作業効率がよい場合があります。
ただし!ただのテンキーの場合は、いくつかの数字の合計を入力する必要がある場合に、電卓とテンキーをいったり来たりする必要があって、結果として作業効率が落ちるし、机の上も乱雑になるな…と思っていました。

そんなとき、テンキー電卓の存在を知りました。
テンキー電卓とは、電卓とテンキーが一体化したもので、電卓がテンキーのように使用できると考えると間違いではない…という機械です。

最初は、もう10年くらい前かも知れませんが、CASIOのMZ-20-SRというテンキー電卓を購入して使用してみました。
これは普段CASIOの電卓を使用していたのと、電卓の機能がフルについており、また、テンキーとしても使用できるということから購入したものです。
しかし、普段使用しているCASIOの電卓とはキーパッドの大きさが違っていて、また、有線でPCと繋ぐ必要があったので、いつのまにか使用しなくなりました。
こういったガジェットは、当初は「凄い!」と思うのですが、何らかの不都合があると次第に使用しなくなって、「そういえば、あれ…どうなったっけ?」となることが多いですね。

その後、こりもせず購入したのが、amazonで複数の名称で販売されている以下のテンキー電卓です。これは電池で動くのですが、ドングルをPCに差し込んで、無線で信号を飛ばす仕組みです。
上記のCASIOの製品と同じく、テンキーと電卓の切り替えもワンボタンで、大きさも通常の電卓と同じようなものでしたので、当初は「これは便利」と思いました。
しかしながら、キータッチが、電卓でもなく、PCのキーボードでもない微妙な押し心地で、素速く打つと間の入力に反応しないとか、作業効率という面から見るとかなり微妙な感じでした。
そのため、しばらくは持ち歩いて使用してみたのですが、次第に使用しなくなり、また、筐体自体も安っぽいプラスティックのような感じだったので、いつのまにか消えてしまいました。

その後、PC(私はレッツノートを使用しています)のnumlockをonにして、数字を入力したらどうか?と、右手での数字入力を練習してみたりしたのですが、結局キーボードの上に一列に並んでいる数字を押してしまっていました(少しの数字入力…たとえば、「甲4」、とか、「甲56」とかの数字…だったら、このキーを使用するのが最も早い)。

しばらく、テンキー電卓なるものは忘れてしまっており、キーボードから数字を入力していたのですが、最近になって相続とか、離婚の財産一覧表とか、利息の計算とか、意外に数字が絡む業務が多くなってきていました。そのため、またしても「テンキー電卓がほしい」(つまり、数字の入力が簡単になるガジェットがほしい)という気持に支配されるようになったのです。

そんなとき、クラウドファンディング(私はクラウドファンディングで色々ガジェットを買ったりするのが好きなのですが)で、DENTENを見つけました。
これは、電卓がテンキーとして使用できるというものではなく、テンキーを電卓として使用することができるガジェットと説明した方がしっくりくるものです。
当初は、値段が若干高いのと、「00」キーがないので、実用性の観点からどうなんだろう?と考えて、手を出していませんでした。

その内、amazonとかでもDENTENが購入できるようになり、私の普段のPCの構成も、レッツノートにドッキングステーションをかませて、ディスプレイを2つ繋ぎ、キーボードはkeychron K7、filcoのテンキーを置き、その隣に電卓を置くというものになっていました。

あれ、これはDENTENに置き換え可能なのでは?
と考え、ようやくDENTENを購入することになったのです。

その後、DENTENを使用してみたところ。。。numlockをONにしないと、数字入力ができんじゃないか!という問題に直面したのですが…。
…何をいっているかわからないかもしれませんが、numlockをONにしないとテンキーで数字入力ができないということは、文字入力をしながら、テンキーで数字を入力しようと思うと、一々numlockをON/ OFFしないといけないということなのです…。

これは困りました、作業効率の観点からテンキー電卓を購入したのに、数字を入力するためにはnumlockをONにしないといけないのですから…。早まったな…捨てるか…いや、もったいないな…使うか?と逡巡しました。

結果として、レッツノート側の設定でクリアすることができました。レッツノートのBIOS設定で、「numlockを連動させる」という設定を、「Fnキーを押して数字を入力する」に変更すればよいだけでした。これをすると、レッツノート側でnumlockをONにしても、数字入力をするためには、Fnキーを押す必要があるので、文字入力しながら、外付けテンキーで数字を入力することができるわけです。

ようやく初期設定が調った段階ですので、DENTENの使用についてはこれからですが、シンプルな机上になって、頭の中もクリアになればいいなぁ…と。

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