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【webライター攻略思考!】宝くじを買う矛盾が気になる!

「宝くじは買わないと当たらない」

よく聞く言葉ですね。

たしかに買わなければ宝くじで当たることはありません。しかし一方で「買えばほぼ確実に外れる」のも事実です。

さて、ここでひとつ考えていただきたいことがありめす。宝くじを購入している人は、投資はしているのでしょうか。

おそらくほとんどの人は投資をしていないでしょう。なぜなら投資をする人は宝くじのような還元率が低くボラティリティが高い「ギャンブル」はしないからです。少なくとも投資で利益を出している人は。

購入するとしてもわずかな枚数を遊び程度に、といったところでしょう。ハイボラティリティの分散投資といった感覚で。

「投資は損をする可能性があるからやらない」という理由で投資はしない人もいるかもしれません。

もしそうであれば、外れてほぼ購入額を失う可能性が高い宝くじを買っているのはどのように説明するのでしょうか。

「外れても自治体に有効に使ってもらえるから」と言うのであれば、最初から寄付をすればよいのです。

「それでも万が一でも当たる可能性があるから」という欲があるのだとしたら、自治体に使ってもらうなどというのは単なる言い訳にしかならないでしょう。

外れる可能性が高い宝くじを購入するのであれば、そのお金でなぜ投資信託などを買わないのでしょうか。

そこにロジカルな理由がないのであれば、単に矛盾する行為をしているのだと理解する必要があると思います。

そしてそのような非論理的な行動はいずれ「ギャンブル依存」になる可能性があります。宝くじも立派なギャンブルですから。毎年ジャンボ宝くじに数十万円もつぎ込んでいたら、それはすでにギャンブル依存になっているのかもしれません。

それだけのお金で投資信託などを購入していたら…と考えてみていただきたいと思います。

もう一度言いますが、国のためにというのであれば寄付をすればよいだけの話です。しかし「寄付」となると抵抗感のある人が少なくないでしょう。そこで宝くじというものを販売しているのです。その売上の半分に満たない額を「一部の」購入者に還元し、残りの経費を差し引いた額を公共事業などに使用しています。

つまり宝くじを購入したお金の半分近くは当選した誰かに寄付し、残りを自治体に寄付しているということです。であれば当選した誰かに寄付するのではなく、自分自身の資産作りのために投資に回したほうがよいのでは、ということになります。

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