消費者から投資者の時代へ
最近、一般消費者という言葉に違和感を感じるようになりました。
と、いうのも、消費を嫌い、投資を好む人たちが増えていると感じているからです。
前者と後者ではまるで属性が違います。
その為、私は消費者と投資者と明確に呼び名を分けて考えるようにしました。
その上で、これからは投資者向けの商品やサービスがビジネスの中心になっていくと予想しています。
SNSやYouTuberなどによる影響が大きいと思いますが、今の世の中の価値観は急速に変わりつつあります。
価値観が変われば行動が変わり、行動が変われば求められるサービスも変わってきます。
一番大きな変化としては、時間の奪い合いから、時間の与え合いに主戦場が移ると予想しています。
と、いうのも、
今、スマホの中では、お金の奪い合いではなく、時間の奪い合いが行われています。
多くの人の時間を集めれば、そこに莫大な広告収入が発生するからです。
つまり、時間を制する者が経済も制するのです。
その結果、私たちは、まるでスマホ中毒のように時間を使わされ、そして慢性的な時間不足になっているのです。
しかし、この状況に危機感を感じる人たちが増えてきた。
それが新しい価値観を持つ投資者たちです。
この流れを前提として、
私たち経営者は、消費者と投資者を切り分けて、どちらをターゲットにするかを決める必要があります。
消費者に対しては、時間とお金を使ってもらう商品やサービス。
一方、
投資者に対しては、時間とお金を増やす商品やサービス。
要は、テイカー(奪う人)とギバー(与える人)くらい真逆の戦略になります。
どちらが正しいという訳ではありませんが、私たちは、ギバー的なサービスに魅力を感じるし、何より未来への広がりを感じます。
事実、私たちの主力サービスであるプライスターも、人がやらなくても良い作業を代行する"時短"サービスです。
時間を作り出し、経済的にも豊かになってもらいたいというのがプライスターの目的だからです。
そして、今、準備を進めている新サービスのMinimali(ミニマリ)も、投資者を対象にした時短サービスとなります。
とにかく時間にこだわって設計していますし、時代のニーズにも合っていると確信しています。
消費者から投資者の時代へ
この仮説が正しい事を自らのサービスで証明していきたいと思います。