自作問題作成(勉強法)
今回は、以前の記事で紹介した「自作問題作成」について詳しく話していきたいと思います。
(1)「自作問題作成」ってどんな勉強法?
◎自作問題作成
→教科書を参考に穴埋め問題を作ったり、自分が間違った問題の一問一答 を作成する勉強法のこと。
・記憶に定着するのは「すぐには思い出せないことを考えて、考えて、ようやく思い出したとき」であり、その点において問題を解くという行為は非常に有効な方法です。
・この勉強法は友人と一緒に行うと効率がかなり上がります。理由としては、「相手が理解できるような問題を作成しなければいけないため、言い換えると相手に教える前提で勉強していることになる。」、
「自分が作成した問題だけではなく、相手が作成した問題も解くことで一人でやるときの2倍の問題数を経験できる。」この2点が挙げられます。
・ただ、デメリットとして他の勉強法より時間がかかってしまうということです。しかし、どの勉強法よりも確実に効率が良いため、そこは受け入れて勉強を進めましょう。
(2)問題作成方法
まず、穴埋め形式での問題例を下に書きます。
例)
・造血幹細胞は、全ての血液細胞共通の起源であり、CD_陽性である。
①多能性造血幹細胞は増結因子によって、骨髄球形幹細胞とリンパ球系幹細胞になる。
②骨髄球形幹細胞は赤血球系前駆細胞(BFU-E、CFU-E)に分化する。
③EPOの作用を受けて分化・成熟していく(前赤芽球・・・)
④さらに、分裂することによって分化していく。
(分裂能があるのは_赤芽球までで、_赤芽球以降は分裂せずに成熟する)
⑤核は全て円形だが、分化・成熟していくうちにクロマチンは濃縮し、_赤芽球で脱核する。
⑥脱核後は網赤血球→赤血球となり、骨髄中から末梢血中へ放出される。
※_赤芽球以降は細胞質内でHbの合成が始まる。
※脱核するとDNAもRNAも合成されなくなるが、脱核直後の網赤血球であれば_法により、濃青色の構造物を染め出せる。
※核小体は_赤芽球までははっきりと確認できる。
解答(僕はルーズリーフの右端に答えを書いていました。)
→好塩基球、多染性、正染性、正染性、好塩基性、ブレッカー法、前
また、過去問などを解いてて間違った問題の一問一答を作成するのも非常に効果的だと思います。
例)
・胆嚢胆石では__胆石が多い(解答:コレステロール)
・総胆管胆石では__胆石が多い(解答:ビリルビンカルシウム)
という感じです。文章問題形式でも一問一答形式でも皆さんのお好きな方を選ぶといいでしょう。
まとめ
今回は僕が一番オススメする勉強法に関して記事を書きました。まとめノート作成とか色々勉強方法はありますが、皆さんに一度考えてほしいのは「今行っている勉強法は本当に一番復習しやすいか」ということです。
エビングハウスの忘却曲線からも分かりますが、一回勉強しただけだと日が経てばだんだんと忘れていきます。そのため、復習というのは本当に大切です。今回紹介した勉強法は非常に復習しやすいため、ぜひ一度試してみてください。
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