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連休最後、前夜

家族でのお出かけも終わり(激混み激疲れ)、友人との予定もこなし、何を思うぞ、この夜更け。

家族と一緒にいられてとても幸せ。満たされている。結婚したり離婚したり子どもいたりいなかったり、それぞれの人生を歩む友達とまだ繋がっていられて幸せ。感謝している。となると…。

(男か…。)

"こればっかりは家族にも友達にも満たせない何か"、が異性との関係性に潜んでいる。家族という守るべき、特に未成年の存在が側にいると、家庭外の生命体(特に雄)に対して非常に警戒心を持つもの。僅かに感じる女の寂しさと家庭外生命体の接近を天秤にかけた途端、危険わたるなと脳内黄色信号。

コロナ禍で一気に加速化した家庭人としての私。(でも、生身の男と身も心も触れ合いたい…。)一時期は本気でレンタル彼氏やらなんやらを考えた程。でも、そのお金、こどものほしいゲームソフト、習い事に代えられちゃうと思うと、自分の一時の欲望を満たすために財布を開ける事がどうしてもできない。そもそも事後、自分は絶対空しくなると思うと、支払う金銭の対価がない、いや、マイナスではないかと。ちゃんと恋愛する相手、そしてこどもにとってもプラスに働く相手を探すべきなんじゃないかと。

アプリでマッチした人何人かとデートした。いいなって人もいれば、うーん、初デートにその恰好で来たか…と出端を挫かれた人もいた。(私は決しておしゃれでないのだけど、ベッカムでもない限り男性にはスポーツ着ではなく、フツーにシャツあるいはTシャツとスラックスあるいはデニムで来てほしい。似合うとか似合わないとかの問題じゃなくて、赤の他人から貴重な時間をもらって過ごす際の礼儀と言えないだろうか。初回のデートなんてご挨拶、お引き合わせの席なのだ。)

皆さんそれぞれ良いところがある素敵な人たちだ。しかし初回デートで多面的に立体感をもってその人の内面を感じるのは困難、お互いの移住地による、この距離と時間のハンデ越えられる?(それが例え同じ関東圏でも移動時間1時間は、子どもと過ごす1時間が減るというように感じちゃうのだ)、子どもが気に入ってくれるかな?、とか、もしこじれてもストーカー的な感じにならない?非メンヘラかな?とか、そればっか気になっちゃう。初回デート→2回目デートへの壁。会えば会うほど情報をお互い得ていき、結果理解が深まるのだろう。望ましいのだが、怖い。

すると、現れるのです、元セフレ。心の中に。もくもく、ドロン。「ハッアーイ、ジーニーだよ!ほらー、何そんな暗い顔してるのぉー、拍手拍手ー!!!チャン、チャンチャンチャン!(タモリさんのやつ)」ってな感じで。(決してそういうキャラクターの男性という意味ではなくて。)一瞬にして虜にされちゃう(っていう意味で。)親の話とかも聞くしするけど相手の事にあまり干渉しない。丁寧なセックス。たくさん甘えさせてくれる。あまりモテるタイプの人でなくて、私だけが見つけた素敵なものって勝手に思っていた。(ヤベー。が、残念ながら向こうはそんな風に思っていないだろ、1ミリもな。タダでヤレる、都合よくタイミング合えば会える、ちょっとかわいい女くらいの感じだよ。←自分でかわいいって言ってすみません。それでもなんで私に他に男いるかって気にするのかね。多分気位高くて、自分と比べられたり、女にいいように使い分けられたりするのに我慢ならないのだと思う。なんだ、フツーの雄だな。

魔法が使えなくなったジーニー。数年の歳月の中で、いつの間にかそんな存在になっていたのに、ふとした瞬間に復活するから驚くわ。思わず「何してるの、最近?」ってメッセージする代わりにnote書いてみた。

これこれこういう男の人と(子どもたちにもメリットある形で)恋愛関係になりたいー求めるものを明確にするのはゴールをするためにとても重要な事とわかっている。ゴールがブレたりよく分からないとこに移動してたらゴールできないものね。でも、真剣に、覚悟をもって、ゴールのテープを切りたいって思っているの?絶対再婚したいってわけでもないのに?そんな思いがあるから、また、ジーニーを呼び出しちゃうのかな?

そもそも、こういう男の人って決めているのが良い事なの?話してみなきゃ分からなくない?付き合ってみなければ分からない事たくさんあるじゃない?でも、怖い。。。失敗したときに、巻き込まれるのは自分だけではないと思うと、余計怖い。。。

なんでもっと気軽に甘えて喉ゴロゴロ鳴らして、気が済んだらさーっと自分のうちに帰って昼寝するような事ができないのかねぇ。とりあえず、マッチングアプリはサブスク更新せずに期限きたらやめる。出会いは自然にまかす。元セフレには連絡しない。よし、それでいこう。おつかれさまでした&おやすみなさい。

Photo by Jonathan Cosens Photography on Unsplash


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