第一回北大カップ振り返りと今後の展望
さる9月18日、当別町総合体育館にて「第一回北大カップ」を開催いたしました。
その際に、北大どころか大学生ですらないのですが運営全般を担当させていただきました。
大会自体は無事に終了しすでに3ヶ月が経過しようとしているのですが、その総括や今後の展望等を文章に起こすことはしていなかったので、今回アドカレ企画に背中を押してもらってこの文章を書いています。
さて、まずこの記事を読みに来ていただいた方の多くが気にされていることかと思いますが、今後の北大カップについて。
来年度、第二回北大カップの開催に向けて、現在準備を進めているところです!
体育館確保等の都合もあるので現段階でお伝えできることはあまり多くはないのですが、情報が揃い次第北大キャップ投げサークルのアカウント(Twitter,Instagram)等でお伝えしていきたいと思っております。
また、今後も(素材がなくならない限り)第一回北大カップの映像を順次Short動画等でアップしていくので、そちらもぜひご覧ください。
(高評価・コメント等是非お願いします。再生回数がなかなか伸びず暗中模索しています…)
0.〜22年宮の沢交流会〜プレ・北大カップとしての交流会
第0章ってなんかいいよね。
北大カップ、もとい北海道内でのキャップ野球イベント開催というアイデア(非公式大会、合宿形式の練習会+大会etc.)自体は僕と今回運営を担当してくれたビビンバ佐々木くんの中では結構前からあったのですが、「キャップ野球のために北海道まで来てくれる人が(一定以上の人数)いるのか?」「開催するとしてどういった場所、日程でやるのか?」といったところは一つ課題でした。
札幌市内の(大会開催可能な)体育館はどこも高い上に日程の確保が比較的困難で、かといって札幌を離れると途端に県をまたぐレベルの移動時間が発生してしまう。
そんなこんなしているうちに2022年度に突入してしまい、いったん札幌市内の交流会という形でイベントを行ってみよう、という判断になりました。
そうして2022年9月3日、Youth宮の沢体育館にて北海道ではこれまでで最大規模の交流会が開催されました。
計画らしい計画もなく始まった交流会というアイデアでしたが、想定していた以上にたくさんの方にご参加いただきました。
この交流会に多くの方にご参加いただいたことが、北大カップの構想を後押ししてくれたと思っています。そういった意味でも、この宮の沢交流会が北大カップの本当のスタート、第0章的なものではないかと(個人的には)思っています。
1.第一回北大カップ〜準備期間〜
さて今年の北大カップの話に戻りまして、大会をやると決めたのは良かったものの、初の大会開催ですのでまずは体育館に手当たり次第使用許可を取るところから始まりました。
トータル20ヶ所くらいは検討・依頼等しましたが条件的に合うところはなく、やっとの思いで当別町総合体育館の使用許可を得たことで、大会開催への具体的な道筋が開けていきました。
余談にはなりますが、この体育館予約の段階が一番大変だったかなと思います。
屋内で硬質のプラスチックを飛ばす、バットを使用する等の競技特性に始まり、競技の知名度、サークル単独での開催という形式が不可能(「大会開催にあたっては何らかの法人格が主催として必要」と断られるケース)等々…。
なかなか厳しいものがありましたが、たとえば自分が体育館の管理側だったとして、全く知らない、どういう危険性があるのか想定しにくい競技の団体に貸し出すのって怖いよなあと。あとは基本電話問合せだったのですが、口頭でキャップ野球を完全に説明しきるのはやはり難しかった。
映像なり文章なり、説明するための資料を準備しておいて直接見てもらうくらいやってもよかったかもしれません。
場所を確保してからは大会の要項、開催形式等の作成に取り掛かっていきました。ただまあ初の大会開催なので、参加人数からタイムスケジュールから予想しづらい部分が非常に多かったですね。本当に時間通り終われてよかった。
不測の事態とはいえ申し訳なかったのが、横手キャップ投げクラブさんと大会日程がほとんど重なってしまったこと。
かなり早めに北大カップの日程自体は告知していたのですが、やはり発信力不足という課題を克服しきれてなかったように思います。来年はそういったところにももっと気を配っていきたいところです。
2.当日を迎えて〜9/17宮の沢交流会・9/18北大カップ〜
そうして迎えた9/17、前年に引き続き今年もYouth宮の沢体育館にて交流会を開催いたしました。
昨年の交流会は昼を挟んで8時間体育館を確保したせいで終盤だいぶバテている雰囲気でしたが、今年は4時間でちょうどよかったかなと。
今回予想外だったのは、地元の中学生も数人参加してくれたこと。
お世辞とか抜きに、本当にびっくりするくらいうまかった。
道外との交流強化を主たる目標に置いた場ではありましたが、思わぬ形で道内の新規開拓(?)につなげることができ、大規模なイベントを行うメリットを改めて認識した1日でした。
そして9/18、第一回北大カップ。
一部動画が消えてしまったり運営からの説明が二転三転してしまったりといったところもあったのですが、大きなトラブル等なく、予定していたすべての日程を終えることができました。
当日はマジで緊張と疲れでどうかなるかと思いました。
15時過ぎくらいに順位の話をしてたはずなんですが、しっかり疲れきって思考がまとまらなかったことだけ覚えています。
確実に言えるのは、一人でやれる仕事ではなかったということ。構想段階から足掛け2年近く手伝ってくれた佐々木くん、運営が一番忙しくなるタイミングで加わってくれて会計等大事な業務を担ってくれたキノちゃん、設営・準備にとどまらず運営にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
おまけ.北大カップの個人的総括
当日は運営業務で大忙しではありましたが、試合にもきっちり出場しました。
ここ1年殆どなんの大会にも出れていなかったのですが密かに鍛えていたピッチングは、かなり納得のものだったかなと。1勝しましたが、最終戦での余計な失点が勿体なかったと感じています。それでも今まで出た大会の中で一番手応えを感じた投蓋でした。
まさかだったのが打撃。1本ヒットが出たのはよしとして、最終戦の第一打席まで他が全て四球。
危うく1打数1安打で首位打者を獲ってしまうところでした。それは流石に八百長すぎるだろ
3.第一回の開催を通して見えたこと、今後の展望
第一回北大カップに関しては、(終了直後にもツイートしましたが)準備・進行その他諸々において参加者の皆様にご助力いただいて成功裡に終わることができたと思っております。改めて御礼申し上げます。
(大会終了後に参加者の皆様向けに実施したアンケートの結果を一部公開いたします)
一方で、第二回以降もなんの工夫もせず、このままの形ではいけないと思っています。だからこそ、このままではいけないと思っています
まず一つは開催日程の問題。第一回は体育館日程の都合もあり三連休の最終日開催となりましたが、多くのプレイヤーが本州から飛行機等で来ている、また社会人のキャッパーが増えてきているということも踏まえると、三連休の最終日というのはあまりいい日程ではないと思っております。
そして次に大会の規模や形式の問題。大会規模が大きくなればやれることも交流の機会も増えますが、一方で第一回では一度に1試合を消化する形式だったことで出ない試合をゆっくり見られた、ウォーミングアップにじっくりと時間を費やせた、という声もありました。
時間・費用を(本州の大会より多く)費やして来ていただいている中、どういう形の大会がベストなのか。改めて検討を加速していきたいと思っています。
最後に(参加される方にはあまり関係のない話なのですが)運営業務の引き継ぎ。
なんと来年で30歳になってしまうので(怖い話し❗)、いつまでも前線で運営全般をやっているわけにもいかないなと。第二回、第三回…と安定的に運営できるような体制づくりをしていかなければならないと思っています。
そういった反省点等を踏まえつつ、今後も長く続く大会にしていきたい、少しでも北海道のキャップ野球シーンを盛り上げていきたい、ということが来年の目標になるかなと(個人的には)思っております。
最後にはなりますが、本年お世話になりました皆様、誠にありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。