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合羽のコスパ

合羽は出番が少ない。そのくせ、値段は高いのだ。

この合羽、出番はどこにあるのか?果たして買う価値があるのか?


合羽は高い

合羽は高い。小倉にも山口にもまだモンベルが無い頃のことだ。昔、10年一昔と言われる。まぁその位昔に、キャナルシティに出かけた。

そこで店員と自転車用で裾が絞れるものをとか、そんな話をしつつ、千円くらいの物を選んだ。仕事で使うのは上下で千円くらい。パンツだけで一千円だからまずまずと思って、会計に向かった。

桁が違っているやん!レジで諭吉様1枚分と言われた。

まじか?焦った

諭吉様1枚は財布にあったので、見栄を張って買った。

合羽の上着はどうするか?冷静にモンベルのお店の価格を見るようになって、とっても手が届かないことを発見。

鳥栖アウトレットモールに行った。ここなら安いだろうと踏んだのだ。コロンビアのショップで、新色が入っていると、それがお得ですよ!と。

好みの色だ。値段もよく見た。諭吉様ではなく、漱石様であることは確認。なのだが、諭吉様に近い漱石様なのだ。

思い切って買ってみた。

いつ出番があるのか?

合羽はいつ使うのか?雨の日だ。

雨の日に買ったばかりの高価な合羽を使うと痛みそうで、使えない。

いや、じゃいつ使うのか?

おまけに、雨の日は自転車で走り出さない。通勤の日に雨が降っていたら、即自家用車の出番だ。雨が降ったらサイクリングには出かけない。

イベントの時に雨が降ったら不参加だ。

ますます、合羽は不要な物だったんじゃ無いのか!

使ってみて良さを体感

イベント時にスタート時には曇っていても途中で雨に降られることがる。そういう時に、合羽があれば助かる。ところが、雨が降ったら走らないことが信条の自分にとってはあらかじめ用意をするという発想がない。

だから、途中で雨が降られた時には、びしょびしょになって、寒さに打ち震える事になる。

雨が降っても走り出したいイベントもある。ひと昔に買った合羽をようやく、雨の日に使っても良いかと思うようになった。というか合羽は雨の日に使うものだ。

小雨の日に使ってみる。着心地は軽くて、多少ゴワゴワするが、ウィンドブレーカーを着ているような感じだ。

走り出してみると、雨はしっかり弾いて、全く染み込んでこない。快適快適と軽快に自転車を走らせる。

ビニールの合羽を着てサイクリングすると、大抵汗の水分がこもって、ベタベタするものだ。ところが、気がつくと、全く汗がこもることがないのだ。びっくりするほど、快適なのだ。

もっと早く使い始めておけば良かったなぁと思った。買うのにためらい、使うのにためらう。もったいないことをしているなぁと反省。

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