かきつばた記念JpnG3🏇2月29日名古屋競馬場🐎馬単&三連複的🎯
名古屋で行われている3つのダートグレード競走は、全日本的なダート競走の体系整備により、今年からそれぞれ実施時期が変更され、このかきつばた記念JpnIIIはゴールデンウイークから2月下旬に移設、ハンデ戦からグレード別定戦となった。
高知・黒船賞JpnIII、大井・東京スプリントJpnIIIとともに、5月の船橋・かしわ記念JpnIへつながるレースとなる。
トライアルは、これまでの東海桜花賞から、2月の地方全国交流重賞・梅見月杯(1500m)に変更されている。
第1回は1999年。2017年からハンデ戦となり、その年は52kgの軽ハンデだったトウケイタイガー(兵庫)が勝利。
同馬をはじめ近年では14〜19年、2023年の勝ち馬がダートグレード初制覇だった。
2015年コーリンベリー(JRA)は02年サウスヴィグラス(JRA)との親子制覇で、ともにのちにJBCスプリントを制した。
第1回から1400mでゴールデンウイークに実施されていたが、名古屋競馬場の移転により22年から距離は1500m。
今年から3月に移動しグレード別定戦となる。
JRA所属馬で特筆すべきは2002年の勝ち馬サウスヴィグラス。
2022年4月オープンの新・名古屋競馬場は、既存施設の弥富トレーニングセンターをベースにしたもの。
それまでは旧・名古屋競馬場と同じ形状だったが、改修で1周の距離が1100mから1180mに変わり、4コーナーからゴールまでは240mと横に長くなった。
そのため1400mの設定がなく、基本の距離は1500m。
3コーナーはカーブが緩く、4コーナーはそれよりも急な「スパイラルカーブ」を採用。
その影響で4コーナーから最後の直線では、馬群が横に大きく広がるシーンが多く見られるようになった。
一昨年から13戦連続で連対中のスマイルウィは2枠2番。
その安定感もさることながら、23年さきたま杯で2着、23年テレ玉杯オーバルスプリントで2着の実績も特筆に値する。
故障からの復活を期すシャマルが8枠11番からの出走となる。
目下ダートグレード競走2連勝中と勢いに乗るサンライズホークは4枠4番。
コーナー4回の短距離戦は水が合う印象で、ここもスンナリ先行できれば上位争い必至だろう。
22年2着&23年3着とリピート好走歴のあるヘリオスが6枠8番
2020~21年に2連覇を飾ったラプタスが3枠3番。
23年ユニコーンSの勝ち馬ペリエールが8枠12番。
2020~21年に2連覇を飾ったラプタスが3枠3番。
第26回かきつばた記念(JpnIII・ダート1500m)が29日、名古屋競馬場(雨・稍重)で行われ、内寄りの進路を選択して逃げた2番人気のサンライズホーク(JRA)が押し切って、交流重賞3連勝を飾った。
勝ちタイムは1分32秒6。
M.デムーロ騎手の騎乗だった5番人気のヘリオス(JRA)が2着、
4番人気のスマイルウィ(船橋)が地方馬最先着の3着に入った。
3番人気のシャマル(JRA)は4着、
1番人気のペリエール(JRA)は5着だった。
サンライズホークは父リオンディーズ、母ローマンブリッジ(母父ブライアンズタイム)のセン5歳、青鹿毛。栗東・牧浦充徳厩舎所属。
去年8月のサマーチャンピオン(佐賀)、12月の兵庫ゴールドトロフィー(園田)に続いて交流重賞3連勝を飾った。
通算成績は11戦7勝(地方4戦3勝)、重賞3勝目。