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秋華賞G1🏇京都競馬場📝伏兵が突っ込む配当もう一つ🤔

牝馬三冠の最終決戦

栄冠を手にするのは、春の実績馬か、それとも夏に成長を遂げた馬か。

春に争われた桜花賞、オークスからひと夏を越し、秋の京都のターフを舞台に3歳牝馬が最後の一冠を懸けて集う一戦。

競走名の「秋華」は、中国の詩人である杜甫や張衡が文字通り「あきのはな」として詩のなかで用いた言葉である。
「秋」は大きな実りを表し、「華」には名誉・盛り・容姿が美しいという意味が込められている。

1996年に新設された3歳牝馬限定のGⅠ競走で、
創設以来、京都競馬場・芝2000メートル(内回り)で行われている。

桜花賞・オークスに続く牝馬三冠レースとしてエリザベス女王杯が設けられていたが、1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放され3歳以上馬による競走となったため、新たな3歳牝馬限定のGⅠ競走として設立された。

牝馬三冠の最終戦

10月に開催される本競走からは、11月のエリザベス女王杯へ向かう馬も多く、牝馬チャンピオン決定戦ともいうべきエリザベス女王杯に向けての前哨戦としての意味合いも持っている。秋華賞・エリザベス女王杯を連勝した馬は、2002年のファインモーション、2007年のダイワスカーレット、2013年のメイショウマンボの3頭のみである。

11月のエリザベス女王杯へ向かう馬も多く、
牝馬チャンピオン決定戦ともいうべき
エリザベス女王杯に向けての前哨戦としての
意味合いも持っている。

秋華賞・エリザベス女王杯を連勝した馬は、2002年のファインモーション、2007年のダイワスカーレット、2013年のメイショウマンボの3頭のみである。

これまでに1986年メジロラモーヌ(三冠目はエリザベス女王杯)、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年アーモンドアイ、2020年デアリングタクトの6頭が三冠牝馬に輝いている。

第7回(2002年)は、4戦4勝の無敗馬ファインモーションが、持ったままで2着馬を3馬身半ちぎる大楽勝。
史上最強牝馬の誕生を予感させた。

第25回(2020年)はデアリングタクトが日本競馬史上初となる無敗での牝馬三冠馬となった。

一方、気まぐれな3歳牝馬同士の戦いなだけに「荒れるG1」としても名高い。

記念すべき第1回(1996年)は、圧倒的な1番人気を背負ったオークス馬・エアグルーヴが馬群に沈み、5カ月の休み明けだったファビラスラフインが勝って馬連万馬券の決着。

第13回(2008年)は11番人気ブラックエンブレムが勝利するほか、ダート馬と見られていた16番人気プロヴィナージュが3着に逃げ粘り、3連単1,098万2,020円の大波乱を演出。
京都競馬場を静まり返らせた。

スタンド前の直線の半ばからスタートして、内回りコースをぐるっと一周する。
1コーナーまでの距離はAコース使用時で300メートルほど。
1コーナーから2コーナーを回りきるまでには隊列が決まってペースも落ち着く。
3コーナー付近が丘状になっており、バックストレッチ半ばから上り坂が続く。
下りに差し掛かるのが残り800メートル付近で、この辺りからラストスパートが始まることが多い。
ゴール前の直線は328.4メートル(Aコース使用時)と、4大場では中山に次ぐ短さである。差し・追い込み馬にとって直線だけでの逆転は難しく、ポジションを上げながら3コーナーから4コーナーを回る必要がある。
かと言って外を回すと距離損が大きくなるので、巧みなコーナーワークと機敏な加速力が求められる。

オークス馬チェルヴィニア、
桜花賞馬ステレンボッシュ、
ローズS勝ちクイーンズウォークらが
淀2000mで再戦
占い師さんの予想は
■チェルヴィニアが突き抜けオークスとの
二冠達成!

14番ステレンボッシュがスタートで出遅れ。また、3番クイーンズウォークは躓いて後方からの競馬となった。
15番セキトバイーストが押してハナを切り、2番手に13番クリスマスパレード、その後ろに12番ラヴァンダ、4番タガノエルピーダが続いて最初のコーナーへ。

1コーナーを回り、セキトバイーストはどんどんリードを広げ大逃げ態勢に入る。
離れた2番手にクリスマスパレード、3馬身開いてタガノエルピーダ、2馬身差でラヴァンダ、直後に8番コガネノソラが続く。
1馬身差で9番アドマイヤベル、半馬身差の外に11番ランスオブクイーン、その直後に5番チェルヴィニアがいる。

1馬身差で1番ホーエリート、直後に2番ミアネーロと14番ステレンボッシュ、その外をクイーンズウォークが上がっていく。
ミアネーロの後ろに7番チルカーノと10番ボンドガール、1頭離れた最後方が6番ラビットアイとなった。
1000mの通過タイムは57秒1。
ハイペースで飛ばすセキトバイーストは5馬身ほどのリードを保って最後の直線へ。
チェルヴィニアは中団の馬群の中、ステレンボッシュはその真後ろにいる。

直線に入り、まずはクリスマスパレードとタガノエルピーダがセキトバイーストを追う。その後ろからラヴァンダ、内からはミアネーロが上がってきたが、この間をチェルヴィニアが割ってきた。
ステレンボッシュもチェルヴィニアの内に進路を取って追い上げる。
大外からはボンドガールが一気に脚を伸ばしてきた。

最後はチェルヴィニアが突き抜けて完勝、オークスとの二冠を達成した。
2着は1.3/4馬身差でボンドガール、3着はさらに1/2馬身差でステレンボッシュとなった。以下4着ラヴァンダ、5着クリスマスパレード、クイーンズウォークはシンガリ15着に終わった。
勝ちタイムは1分57秒1(良)。

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