毎日王冠G2🐎10月8日東京競馬場🏇三連複三連単ダブル取り🎯
秋の東京開催開幕週を彩る伝統のGⅡ
毎日王冠は天皇賞(秋)の前哨戦に位置付けられ、過去10年では2013年2着のジャスタウェイと2014年3着のスピルバーグが次走で天皇賞(秋)を制している。
2018年2着のステルヴィオと2019年3着のインディチャンプが続くマイルチャンピオンシップを制するなど、近年はマイラーたちの秋初戦として選択されることも多い。
創設は1950年。
秋の東京開催を代表するレースのひとつで、歴史ある重賞としてもファンのあいだでは親しまれている。
1954年までは勝ち抜き制を採用しており、一度勝った馬が再び参戦することはできなかった。
その後、1981年のジャパンカップ創設にともない、天皇賞(秋)の前哨戦としての役割を担うために施行時期を9月から10月に移動。
1984年のグレード制導入時にはG2に格付けされるとともに、芝3200mから芝2000mに距離短縮された天皇賞(秋)に連動するかたちで、距離が芝2000mから現行の芝1800mに短縮された。
以後、天皇賞(秋)の最重要ステップレースの地位を不動のものとし、「G1に最も近いG2」とも言われるようになった。
現在は天皇賞(秋)の3週後に行われるマイルチャンピオンシップを先に見据えるトップマイラーの参戦も増え、その存在感をさらに高めつつある。
2017年の優勝馬リアルスティール2017年の優勝馬リアルスティールG1実績を持つ好メンバーが毎年のように集まるため、名勝負や話題の一戦には事欠かないレース。
なかでも、オグリキャップとイナリワンによる壮絶な叩き合いとなり、オグリキャップがハナ差で勝利した1989年の第40回は、日本競馬史上最高のレースのひとつに数えられる歴史的一戦として後世に語り継がれている。
第49回(1998年)は断然人気のサイレンススズカが、エルコンドルパサー、グラスワンダーという4歳(現3歳)2強を寄せつけずに圧勝劇を演じた。
ほか、第50回(1999年)のグラスワンダー、第57回(2006年)のダイワメジャー、第64回(2013年)のエイシンフラッシュ、第68回(2017年)リアルスティールなど、すでにG1勝ちの実績を持つ馬の勝利例は枚挙にいとまがない。