ダイオライ記念JpnG2🏇3月6日船橋競馬場🐎
川崎記念を見据えた長距離戦
1月下旬または2月上旬に実施されていた川崎記念JpnIが4月上旬に移動。
それに伴い、ダイオライト記念JpnIIは以前よりビッグレースにつながるという位置づけが、より明確になったといえる。
ダートグレードでは最長距離の2400mで争われる一戦。
レース名は1930年の2000ギニー勝ち馬で、種牡馬としては日本競馬史上初のクラシック三冠馬セントライトを出すほか、日本で4度のリーディングサイアーを獲得したダイオライトに由来。
その年のダート戦線を占う意味でも注目の度合いは高く、歴代の優勝馬欄にはホクトベガ、アブクマポーロ、ヴァーミリアン、フリオーソ、スマートファルコンと一時代を築いた名馬の名前が並ぶ。
過去に2連覇を果たした馬は4頭(エドノボル、ホッカイサッケン、アブクマポーロ、フリオーソ)おり、2017年クリソライトは唯一となる3連覇(2015~2017年)の偉業を達成している。
過去に2連覇を果たした馬は4頭
(エドノボル、ホッカイサッケン、アブクマポーロ、フリオーソ)
クリソライト
2017に唯一となる3連覇(2015~2017年)の偉業を達成している。
1956年に4・5歳(現在の3・4歳)の牡馬限定かつ南関東所属馬限定戦としてレース創設。
1957年には牝馬も出走可能となり、幾度かの変遷を経て1990年からは5歳(現在の4歳)以上の古馬混合戦として定着している。
フェブラリーステークスや東京大賞典といったビッグレースに出走していた歴戦の古豪が中心となる一方で、勢いのある4歳馬が頭角を現すことも少なくない。
全日本的なダート競走の体系整備によってJpn1の川崎記念が4月上旬へと施行時期を移したため、2024年からはその前哨戦としての役割も担うようになった
船橋競馬場は1周1400m(外回り)の左回り。
2400mは向正面の2コーナー付近からスタートしてコーナーを6回、馬場を1周半以上。
コーナーの入りが緩やかで内外に高低差がついたスパイラルカーブが採用されており、3コーナー手前から早めのスパートでもスピードに乗りやすい。
ゴールまでの直線も308mあり、JRA馬にも能力を発揮しやすいコース。
前走チャンピオンズカップではG1の洗礼を受けたものの、伸び盛りの4歳馬とあれば悲観する内容ではないだろう。
今回は仕切り直しの一戦として要注目。
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