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62.ミニチュアカメラを2アングルで

商品:ガシャポン®︎「Nikonミニチュアカメラコレクション」
目的:ミニチュアカメラを手作り什器で撮影したい!
灯数:2灯と4灯
レンズ:24-120mmと24mm

Youtube生配信で撮影した写真のライティング・画像処理まとめになります
数カット撮りましたが「ミニチュアっぽく見える写真(A)」と「ミニチュアっぽくなく見える写真(B)」を1カットずつまとめます

現在無料サンプルとして公開しています

写真A

完成写真

見下ろす感じで撮影、普通にミニチュアに見える写真になっていると思う
什器にきちんと収まっている感じが可愛い

レンズはZ24-120mmで撮影

ライティング

撮影風景
  1. メインライト

  2. 被写体の色だし

影強めだけどあまりクッキリさせたくなかったのでライト1をガラスグローブつけたままで撮影
ライト1だけだと濁った雰囲気だと感じだので横からディフューザー越に1灯追加

撮影風景では白い紙を手前に置いているが素材撮影時に置いている、通常は置かずに撮影

撮って出し

現像のみ

ライト一灯ずつ

番号は撮影風景と同じ

画像処理

レイヤー構成

画像処理は全体の明るさ・コントラストの調整と色被りの調整(色相・彩度1)

色被り調整

色被り調整の有り無し、完全に消すのではなく少し残すくらいに調整

写真B

完成写真

がっつり被写体に近寄って下から見上げるように撮影することで被写体が実際よりも大きく歪んで見える
ダイナミックでかっこいい写真になるが一般受けはしなさそうな写真

レンズはsigma 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROを使用
AFレンズだがFTZを使うとAFが効かないのでMFで撮影、被写界深度合成が面倒だった

ライティング

撮影風景
  1. メインライト

  2. 全体の明るさ調整

  3. 被写体正面の調整

  4. 輪郭出し

メインライトは写真Aと同じ、撮影しているうちに背景が暗いほうがこの撮り方にあっているような気がしたのでパーマセルテープを貼って背景に光が当たらないように調整している

ライト2は全体の明るさを調整、少し大き目の面光源で柔らかい光で全体の雰囲気にあまり影響を及ぼさないように
元は枠トレを使っていたが背景への光漏れが大きかったのでオパを使って被写体にガッツリ寄せた

ライト1・2だけでは被写体のレンズなどの内側が暗くぼってりとした雰囲気だと感じたのでライト3を追加、什器や背景は明るくしたくなかったのディフューザー付きのスヌートを近距離で当てて調整した

ライト4は被写体と什器の輪郭を出すために使用

撮って出し

現像のみ

ライト一灯ずつ

番号は撮影風景と同じ

画像処理

レイヤー構成

全体の明るさ・コントラスト調整以外に「Z9のレンズの映り込み」と「Zfcの色被り調整」をしている

Z9 レンズの映り込み

レンズの映り込みが普通に撮影すると右の状態、背景紙と背景紙外の境目が変な形になったので別撮りした素材を載せている

撮影した素材

右下が通常、左上が採用した素材で背景用紙(撮影時の背景紙と同じ)の端切れを映り込ませている

右上は黒の紙を映り込ませたもの、暗すぎたので採用せず
左下はグレーの紙を映り込ませたもの、全然よくなかったので採用せず

色被り調整

Zfcのみ背景と什器からの色被りが気になったので選択範囲を作り色相・彩度1で調整

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