結果よりも大事なこと。
キャットタワーを
新しいものに変えた。
キャットタワーとは、
猫が家の中で
登ったり隠れたりして遊ぶ遊具だ。
今日も私は、私のためにnoteを書く。
今まで家にあった
キャットタワーがだんだん古くなり
爪研ぎ部分の柱は
紐が切れ、
猫たちがそこで遊ぶたび
紐の残骸が
床に散らばるようになった。
最近
新しい子猫も増えたため
以前よりも
天井まである背の高いものにしようと
新たなキャットタワーを
探した。
友達の家では
突っ張り式のキャットタワーが
天井に固定してあり
グラつくこともなく
家に馴染んでいる。
そんな
天井に固定できる
キャットタワーは
猫たちが安心して高いところに
登れそうな気がした。
私の家は
外も中もほとんどが
木造りになっているため
なるべく木目に合う
ナチュラルカラーの
キャットタワーを探すことにした。
キャットタワーは
ホームセンターでも売ってあるが
リビングで目立つので
とにかく家に合うものを
インターネットで探す。
今回
自分が譲れない条件は、
次の通りだ。
①天井で固定できる突っ張り式
②木に合うナチュラルカラー
③シンプルなサイズ感
キャットタワーは
家具のようなものだ。
猫の遊具とはいえ
何でもいいわけではない。
長く使うし
部屋の中で目立つほど大きく
場所をとる。
なので
キャットタワーひとつで
部屋の雰囲気は変わってくる。
条件が合うもので
どれにしようか迷っていたが
ここで私は
大きな問題に気付いてしまった。、
天井に固定できるものをと
探していたのはいいけれど
測ってみると
うちの天井は
標準よりも高かった。
283センチ…
通常の家は
240センチくらいの天井が標準で
ここまで届くキャットタワーが
ほとんどない。
それでも
天井が高めの家にも
設置できるようなキャットタワーを
2つほど見つけだが、
デザインがとにかく
気に入らなかった。
うーん…
どうしよう。
もうこれは、
オーダーで造ってもらうしかないのかと
知り合いの大工さんの顔が浮かんだ。
が、
すでにある
キャットタワーは
日々
ボロボロと崩れていく。
オーダーになるとまた、
デザインをどうするだの
サイズを測るだのと
時間がかかるだろう。
だめだ。
今、
新しい
キャットタワーが欲しい。
…と、いうことで
もう一度
天井が高いところにも突っ張れる
シンプルなものをネットで探してみた。
だけどやはり
うちの家にぴったりなキャットタワーは
見つからない。
もう諦めかけて
キャットタワーを
オーダーできるサイトに
問い合わせしようかとしていた…
その時
あるキャットタワーが
目についた。
……ん?
こ…これは…っ‼︎‼︎
見つけたのは
天井が高くても突っ張れる
シンプルな作りのキャットタワー。
猫たちが登る段のプレートも
好きなところにはめられて
細身なデザインで場所を取らず
オプションで色んなアイテムも
取り付け可能。
ななな…
なんということだ…‼︎
これだ、
これこそ
私が探していた
キャットタワーだ‼︎
それからは
スルスルと
気に入ったキャットタワーが
スムーズに手に入り
家に届くと
意外と重くガッチリとしていたが
出来上がるのが楽しみで
自分ひとりで
サッサと組み立てしまった。
猫たちは
すぐに気に入って
新しいキャットタワーに登って
遊んでくれた。
結果的に
いい買い物をしたと思ったが
ここで言えることは一つ。
「キャットタワーを
選んでいる時や探している時が
とっても楽しい」
そう。
結果を
求めるのもいいけれど
それまでのプロセスを楽しむことに
私たちが生きている意味がある。
結果は
プロセスに付いてきた
「おまけ」のようなご褒美だ。
プロセスを楽しんでいると
勝手に結果はやってくる。
結果をとにかく出したくて
イライラしたり
悩んだりすることもあるけれど
「次はいけるかも…」という
気持ちが前に向かっている感覚が
私たち人間の
最大の楽しみなのだ。
所詮、
猫たちが使うキャットタワー。
されど
プロセスを楽しませてくれた
キャットタワー。
私はそこに
大きな価値があると
信じている。
ここまで読んでくれて
ありがとう。
明日もnote、
書けたらいいなぁ。