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必要なことしか、起きらない。

昨日の早朝ウォーキングの
右腹の痛みは、

午前中続いた。

ちょっとおかしいと思ったので
嫌な予感。
産婦人科で
診てもらうことにした。


「あら〜、これ卵巣が腫れとるね」


先生は、
経験豊富な話し方だ。

12年前の「卵巣のう腫」が
再発していた。


卵巣のう腫は、
原因不明で卵巣が腫れて大きくなる。
そのほとんどは良性で自覚症状はないが、
うずらの卵ほどの卵巣が巨大化しすぎると
卵巣と子宮を繋いでいる卵管が捻れ、
激痛が走る。
最悪は、手術で卵巣除去となる場合もある。



当時発見した時の激痛までにはなかったが、
7.5㎝大に腫れてるそうだ。
デカイなぁ…。

また今回も
あの嫌な鈍い痛みがある。

痛みは波があるようだ。


とにかく安静と言われ
1週間分の薬をもらった。



買い物しないといけなかったので
帰りにスーパーに寄る。

車の中でもらった薬を飲み、
お店に入った。

なるべく
ソロソロと動く。


卵巣のう腫……

なんで今頃?


と、
カートを転がしながら
食品や猫の必需品を
カゴに入れレジに並んだ時、

またあの鈍い痛みが
やってきた。



あタタタ…


レジはどの列も
混んでいた。


なるべく人が少ない列を選んだけれど
まだ自分の番は来ない。


早くして..


痛みは少しずつ強くなってきた。
カートに肘をつく。


人は
不調だと身体を
丸める習性があるようだ。

普段「姿勢がいいね」と言われる私は、
この時ばかりは
腰の曲がったお婆さんのように
カートに寄りかかっている。


は…
早くして…


立っているのがこんなに
辛いとは…。


やっとの思いで家に着く。
窓際には、うちの猫2匹が
私の帰りを待っていた。

少し気が休まった。

ニャンズにご飯を与え、
ヨロヨロと着替える。


まだ薬が効かない。


東京オリンピックに出場した
内村航平選手が
言っていた言葉が蘇る。


「努力しても、
   こんな結果になることがあるのかと
 今は驚いている」


そう、


そうね。


その気持ちわかりますっっ!!


努力=結果じゃない。

美や健康を仕事にし、
実戦している私が
こんなことになるのだから。

けれどだからって

今までの
自分を否定しない。
したくない。


だってそれは
あまりにも
可愛そうではないか。

こんな時は
流れに逆らわず、
受け止めた方が楽なのだ。

12年前は
この世の終わりのように
感じたけれど

前回と違ってまだ余裕がある。
あの時と今では
私の状況はだいぶ違っている。


前回の記憶をすり合わせると
この病状が出たとき
浮かんでくるメッセージが
現れる。


それは



「休んでいいよ」

「誰かに頼っていいよ」

「今から大きな変化が起きるよ」

「手放すものがあるよ」


12年前も
そうだった。


人生が変化しているとき
身体はこのメッセージを
伝えようとしている。

それは一見
自分が止まったように見え、
足止めを食らったように見え、
不運に見える。


だけど本当は違う。


変化している証拠なのだ。

悪く思える状況も
理不尽な出来事も


自分にとって
良い流れの中の一部に過ぎない。

だから
ただ、


今は
出来ることをして、

まだ
出来ることが沢山あることを、
有難いと思い、

目の前にある豊かさに
目を向けていく。



それだけなのだ。


と、いうか


「今までほとんど健康で過ごしてきた」
と気付けば



この身体に感謝だね。



必要でないことは
起こらない。






明日もnote、
書けたらいいなぁ。

温かなお気持ちに感謝します💗