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モントリオール留学 9月

こんにちは。カナダのモントリオールに渡航してからちょうど1ヶ月が経ち、生活が少しずつ落ち着いてきたのでここまでの感想とハイライトを紹介します!


食べ物

食べ物は、さすが美食の街と称せられるモントリオール、きちんとしたレストランに入れば美味しい。私がここにきて特に気に入っているのは、到着して1週間ほどで先輩方に連れて行っていただいたレバノン料理!
Restaurant Boustan

Restaurant Boustanで食べたShawarma Bowl

ここでは、本当に美味しいShawarma(アラブ・中東地域にかけて食べられている料理で、鉄串に刺して焼いたお肉を切り落とし、パンに挟んで食べるハンバーガーのような食べ物のこと)を楽しむことができる。私が食べたのはShawarma Bowlといって、Shawarmaに入っている具材をパンに挟むのではなくて、写真のように綺麗に器に盛り付けられた状態で提供されるタイプの料理だ。ここでは、①タンパク質②ベース(主食)③サラダ④ソースをカスタマイズでき、自分オリジナルなShawarmaを味わえる。先輩のおすすめで、ベースにMix(ピラフ、オリジナルライス、ガーリックポテトの3種類を全部入れたもの)を注文したが、具沢山で本当に美味しかった。例の如く量が多いので、持ち帰り用の容器を頼んで持ち帰り、翌日の朝ご飯までShamarmaパーティをすることができた。
この他にも、中華系の人口が多いからか、チャイナタウン以外でも中華が充実している。

この量伝わるかな?笑

中華料理屋さんに厳しいシンガポール出身の友人たちが「Not Bad.」と評する大学近くの中華料理屋さんでは、13ドルほどでライス・お肉・野菜をカスタマイズでき(カスタマイズ大好き)、これまた大量の中華弁当を楽しんだ。日本人の私の舌にあった中華で、とても落ち着く味で大満足だった。また行きたい。

治安

治安は今の所星3.5/5くらいかなという所感!街を歩くと10mごとにホームレスがいるので最初はビビりまくっていたけれど、特に害はない。夜は基本的に一人で出歩かないようにしているので危険な目に遭った事はない。しかし、この前駅を歩いていると子連れの母親に話しかけられ、「ウクライナからの移民で、明日のご飯と子供のミルクがないから、お金を貸してほしい。月曜日に返す。」と言われた。しかし見るからにきちんとした洋服に身を包み、話している言葉も何度か繰り返した文句のように聞こえたので丁重に断ってその場を去った。(背中に向かって知らない言葉で捨て台詞を吐かれた)現地人の友達にこのことを話すと、やはりよくある物乞いの一種だというふうに教えてくれた。このように、普通に生活している分には危害を加えられたり、治安面で不安を感じる事はない。しかし、これは見知らぬ街で警戒心Maxの状態で安全管理に神経を尖らせているからこそなのかもしれない。

学校生活と英語

学校生活は、戸惑いとハプニングの連続だった。IELTS Overallギリギリ
7.0で来た私は、WritingとSpeakingがReadingとListeningに比べて低めの典型的なジャパ傾向。とかくグループディスカッションとグループワークの多い政治学科の授業は本当に毎日精神的に疲弊した。講義で話される教授の英語は、予習のReadingによる前知識もあるので7~8割は聞き取れるし理解できる。しかし、グループディスカッションでネイティブの人たちが物凄いスピードで話し始めると、もう何が何だかわからなくなる。みんなが笑っているタイミングで自分だけ笑えなかったり、少しでも気を抜くと知らないうちに何かが決まっていたりする。頭の中で必死に英作文を組み立てたり、質問をして時間を稼いだりしてなんとか食らいついている日々。

Latin America Politicsの授業

矛盾しているようだが、時に「英語うまいね!」と言われてしまうことも、なんだか気に食わない。ひねくれているかもしれないが、英語を学習中の非ネイティブだという前提があるからこそ「うまい!」と形容されるんじゃないかなと思ってしまう。本当に英語をしっかり聞いて話せる人はそもそも英語の能力を評価されるような隙を与えないよな。。。と。
目標は、授業で最低1回は発言(質問含め)をすること。達成できない日もまだあるが、用意した質問でもいいので、声を出すことに対する抵抗感をなくしていきたい。

友達

友達は少しずつ増えている。一番初めに仲良くなったのは、大学のオリエンテーションで知り合ったアートを専攻するベルギー人の女の子だ。

抹茶行ってきたよ

頑張って声をかけ、MBTIの話で盛り上がり、インスタを聞き、その日のうちにランチに誘うという、ナンパ師もびっくりのハイスピードで留学生活初の友達を獲得した。次に仲良くなったのは、シンガポール人の4人グループだ。

アウトレット!

International StudentsのMeet Upで知り合った彼らには、シンガポールを訪れた時にどれだけ人々が優しかったか、セントーサ島のアクティビティがどれだけ充実していたか、食べ物がどれだけ美味しかったかを話して距離を縮めた。仲良くなってからは一緒に色々なところにお出かけしたり、寂しくなってしまった時にお家に招いてもらって鍋を一緒に囲んだりと楽しい時間を過ごした。

美味しいお鍋🍲こやつら味に厳しい

韓国人の友達もできた。一緒にアジアンマーケットに行ったり、日本語と韓国語の言語交流をしています!🇯🇵×🇰🇷アンニョンハセヨ チョヌン ミー イムニダ(自己紹介)

Old Montrealの雑貨屋さんは可愛かった
韓国人ガールズ「Spicyさが足りない〜」私と友達「」

そしてここにきてやはり、その人の出身国・地域を褒めるというのは親しみを感じてもらい距離を縮めるのに重要だなと感じた。私自身、日本人であると伝えると、大抵「アニメ」「寿司」「京都」のどれかが最高だと言ってもらえる。何度言われても、自分の国を褒めてもらえるのは誇らしいし好意的な態度に安心する。

一人暮らし

初の一人暮らし✖️初の海外生活で最初は自分生きていけるかなと思っていたけれど、同じアパートメントに日本人の友達が3人もいること、そして日本で言う百均が目の前にあることなどから、意外となんとかなっている。朝はパンを食べて、昼はご飯と簡単なおかずで済ませたり、外に食べに行ったりする。夜ご飯はお肉と野菜を醤油とにんにくで味付けした名前のない料理を食べている。ちなみに私に分量を測るとかいう機能は搭載されていないので、毎日微妙に味が違う。

カートの中身可愛い〜
包むのを諦めたオムライス。味は美味しいよ😋
楽ちんトマトと鶏肉の炊き込みご飯🍅🍗

トラブルたち、面白い話

この1ヶ月のてんやわんやエピソード!
①入寮して2日目でなんとベッドルームから締め出されました。私の寮は電子鍵を1つ渡されて、その鍵で共有スペース、オートロックドア、アパートメントの部屋のドア、自分のベッドルームを開けられるようになっている。私はベッドルームからリビングに出るときに、自分の鍵を部屋に置いたままにして内側から鍵をかけてしまったので、深夜1:00にリビングルームに締め出されてしまった。オフィスアワー時間外だと、セキュリティを呼んで鍵を開けてもらわないといけないので、なんと一夜にして$90吹っ飛びました〜。以来鍵は常に首からぶら下げてます。
②日本語を学んでるアニメ大好き中国人のルーミーに、「この野郎!」「馬鹿野郎!」って言ってとお願いされた笑なんでも、普段見てるYoutubeやアニメによく出てくるセリフなのだそうで。「野郎!」の巻き舌が出来ないからやって見せろと言われたので波平を召喚してやったら喜んでくれました(チョロい)

まとめ

初めて経験すること、初めて会う人、初めて食べる物、初めて直面する困難…この1ヶ月はたくさんの初めてに出会った。ここまで書くととても順調で楽しそうな留学生活の走り出しに見えるかもしれない。しかし、日本にいる大切な人たちと離れ離れになって孤独と心細さに襲われる夜もあるし、大小様々なトラブルに見舞われるたびに泣きそうになる。そんな時は来る前にリストアップした大量のやりたいこと・なりたい自分リストを見返してもう一度自分を奮い立たせている。まだまだ帰れない。



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