兵庫県知事選挙について
マスコミに煽られた斎藤さんの魔女狩りから一転、今度はSNSで増幅された斎藤さんブーム。
今ほど、我々のメディアリテラシーや情報を掴み取る力が試されている時代はない。
アメリカ大統領選挙でさえ、巧妙なフェイクニュースが飛び交うネット社会だから、
どの情報にも、事実もあれば、単なる推測、憶測の類や、誤情報や嘘も含まれている可能性がある。
そして、情報の発信元にはそれぞれの「ポジショントーク」がある。
テレビなら視聴率、ユーチューバーなら再生回数、支援団体には利権を意識した言動になっていてもおかしくない。
もちろん、純粋な正義のため、兵庫のため、もあるだろう。
その純度も我々は見抜かなければならない。
さて、本来なら前知事は失職する必要はなかったのかもしれないが、
現実にこういう状況になっており、
いずれにせよ来年には県知事選挙は行われていたわけだから、
ちょっと冷静になって「兵庫県にとって良い候補」を選びたい。
私が思う首長選びのポイントは、人格、能力、政策の3つ。
兵庫県民の皆さん、投票に行く前にせめて各候補の政策は確認してから行きましょう。
斎藤候補
https://saito-motohiko.jp/wp-content/themes/saito_motohiko_v3/img/saito-motohiko_20241023.pdf
稲村候補
https://inamura-kazumi.com/#policy
清水候補
https://hyogorestart.jp/policy/
僕は神戸のビジョンや政策をまとめた書籍「人口減少時代の都市ビジョン」を僕の代わりに実現してくれたり、後押ししてくれる政策が近い知事に一票を投じたいです。https://amzn.to/48HtfQc
というのもポジショントークですが(笑)。
それにしても解せないのは兵庫県議会。
真相究明をするために立ち上げた第三者委員会や百条委員会の途中で、
つまり真相が明らかになっていない時点で、どうして知事に辞職勧告を出したのか?
しかも全会一致って、誰もそれに違和感を唱えなかったとしたら、
もしくは「おかしい!」と思っていても会派拘束で言えないのなら
完全に機能麻痺しているのではないか?
自民党に至っては、辞職勧告を突きつけながら、新しい候補の準備すら出来ておらず
自主投票にするというお粗末さ。
「あまりに戦略が無さ過ぎる」と親しい自民党議員がこぼしていました(笑)。
やっぱり、我々「兵庫県民」がもっとしっかりしないといけないのです。