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デザインについて自分なりに言語化したかったけどESP8266を使った作品の話をします。

先週ずっと、ESP8266とLINEのMessaging APIと戦っていました、かのうです。

ESP8266、ご存知でしょうか。こうやって聞くとなんだか「ゲームの敵キャラ?」って感じかもしれませんが、小さなWiFiモジュールです。ESP-WROOM-02とも、ESPr Developerとも言います。こんなの↓

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これを使って作品を作るにあたり、ESP8266で取得した値に応じて、LINE botで通知を送るということを考えていまして、先週Arduinoでコードをずっと書いていて、つい一昨日、簡単な通知を送ることが成功しました。よかった。この辺に関しては完成の目処が立ったらnoteかQiitaにあげようと思います。

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↑「200 OK」が通知送れた証拠みたいなものです。

デザインを学ぶ中で、デザインの方向性を決めたりやり方を考えたりするだけじゃダメで、こういう地道な実装もやっていくの、結構大変だなあと毎回思います。思ったことを形にするってすごく難しい。でもできたとき嬉しいですよね。私は大はしゃぎして、深夜なのに友人に自慢しました。

ところで、これデザインなの?どこが?と思われるかもしれないので、軽く私が作りたいものをお話しします。

多忙な父と私は、高次脳機能障害者の母と一緒に暮らしています。母は、薬を飲むことを覚えていないため、私が父が(平日はヘルパーが)薬を飲んでくれと伝えないといけないです。日曜日、父も私も出かけていることが多く、母が服薬したかを外からじゃ判断ができず、二人とも伝えるのを忘れ、母は薬を飲むのを忘レテしまう事も多々あります。
簡単にいうと「母親が服薬したかを、離れたところで知りたい」、そのためのデバイスを作ろう、というものです。ESP8266では、小さい端末ながらWi-Fiに接続して、ネットワーク経由で情報を送信したり受信したりできます。それを利用して、「指定時刻になっても薬が箱の中にまだ入っていたら、LINE bot(LINE notify)で通知する」ということを考えました。

最近では少しずつ変わってきていますが、「デザインは課題解決である」、とよく言われています。そういう意味では、「離れたところで服薬が確認できない」という課題を「ESP8266とLINE bot」で解決するというのは、デザインと言えるんじゃないかなあと勝手に思っています。現時点では完成まで程遠いのですが、ゆっくり見守ってくださると嬉しいです。

デザイン、なんとなくわかっているとはいえ、言語化が難しいと常々思っています。私の言葉では誤解を生んでしまったり、拙いことがあるかもしれないですが、間違っていたりいろんな意見があったら教えてください。よろしくお願いします。

私の自己紹介はこちら
https://note.com/capl_13/n/n6b6e9d6405f5

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